フォーミュラレーサー

レーサー上野大哲

上野大哲|Daitetsu Ueno

1998年2月8日生まれ
京都府京都市出身

17歳の時にレーシングドライバーになると決心。
ZAP SPEED RACINGのドライバーズオーディション
に首席に合格し、本格的にファーミュラーレーサー
としての活動を開始する。

上野大哲オフィシャルブログ

実績
・ツインリンクもてぎチャンピオンカップレース2017
・ツインリンクもてぎチャンピオンカップレース2017 スーパーFJシリーズ第5戦 優勝

 

インタビュー

メンタル、ビジョン、セカンドキャリアをテーマにお話を聴かせて頂いております。

 

Q1 メンタル面の強化、ケアの必要性を感じたことはありますか?

モータースポーツは同じコースを何十周もするため、うまくできたことを出来るだけ同じように何回も繰り返す
能力が必要です。
全てがまとまったときにはじめてタイムも出るので、継続した集中力、失敗したときに立て直すリカバリー力が
大切になってくると考えています。
また、レース展開やとっさのアクシデントに落ち着いて対応する必要もあります。
中学、高校時代に取り組んでいた野球においても、ミスによる精神的ダメージでミスを続けてしまうことがあり、
解決しようとして考えすぎて他が疎かになり負の連鎖に陥っていることもありました。
最近も、自分にはレース経験が少ない分、特に展開やアクシデントに対する精神状態の安定には、不安を感じて
いました。

Q2 どのようなビジョンを持って競技生活をしていますか?
最終目標はF1 世界選手権に出場しトップに立つことです。
「そんなに大きな目標を立てるの?」と言われますが、最高のドライバーになりたいのですから、できるだけ夢は
大きく持つほうがいいと思っています。
しかしそのために何が必要かを考え、その必要な一つ一つの小さな目標、頑張ったらクリアできる目標をたてる
ことも重要です。
大きな最終目標と、そのプロセス、身近な通過点の目標。これがトップになるための目標の考え方だと思い行動
しています。

Q3 セカンドキャリアのビジョンを教えて下さい?

セカンドキャリアはモータースポーツに関わった仕事がしたいと考えています。
やはり教える立場としては、知識があるだけではなく、高度な技術が必要だと思いますので、知識も増やしつつ、
様々なマシンに乗り技術を付けたいと思っています。そのためにも、今努力する必要があるわけです。
まだ先は長いのでどうなるかは分かりませんが、今はそう考えています。

メッセージ

モータースポーツは、100分の1秒、1000分の1秒を争う競技であり、
一瞬の判断ミスが大事故につながることもあります。
また、コーナリングなど重力という特殊な環境下で冷静な判断を
しなければなりません。

そのため、精神状態のコントロールは非常に重要で、正しい知識と
方法でメンタルトレーニングを行うことで最大限のパフォーマンス
を発揮できると考え、日々取り組んでいます。

最近、若い人の車離れが進み、モータースポーツもマイナー競技に
なりつつあります。

レジャーとして、子どもから大人まで気軽に楽しめるレンタルカート
もあるので、ぜひこのスポーツの楽しさと魅力を知っていただき、
モータースポーツ界をみんなで盛り上げていきたいです。

上野大哲選手の魅力

上野選手のメンタル的な強さは、謙虚さと勤勉さであると感じています。
レーサーとしてのキャリアを始めるのは、レーサーの中では遅い方ですが、
その自覚が謙虚さにつながっており、キャリアの長い選手のどうすれば
勝てるのかという思いが、勤勉さを生んでいると感じています。

キャリアが短い中で、スーパーFJのデビュー戦で優勝しているという点
は注目すべきところで、レーサーとして必要な感覚を高いレベルで持って
いる可能性があるのではと思います。
今後も活躍が楽しみな選手です。