バドミントンの選手が、違法カジノに出入りしていたという報道をメディアで頻繁に見かけますが、その選手たちが将来有望な選手だったためオリンピック
には出場できないかもしれないという点が取り上げられていますが、私は選手の今後を考えた時違法カジノに出入りしていたということの是非以上に、違法
か合法化に関わらずそれほどギャンブルにのめり込んでいたいた選手の精神状態の方が気になっています。

あくまで報道の内容をもとにした見解ですが、カジノに出入りしていた選手はギャンブル依存であったと言ってもいいかと思います。

・違法カジノにつぎ込んだお金の額
・他人にお金を借りてまでギャンブルをしていたという点
・良くないことだとわかっていて続けていたという点
・良くないことだという認識がある反面、矛盾する甘い認識を持っていたという点

私はギャンブルを始め多くの依存症改善のカウンセリングも行っていますが、依存症の度合いが強い人ほど、上記のような傾向も強いと臨床を行う中で
感じています。

 

バドミントン教会はもちろん、他の競技団体なども今回のことを踏まえ、【予防】のための対策を行っていくのだと思いますが、依存症であるという
ことを考えると選手個人には【改善】のための対策が必要になります。
【予防】についても、依存症であるということを踏まえた対策をしていく必要があり、ルールを破るという社会性や法的な問題からのアプローチだけ
でなく、心理、健康、アスリート生命という観点からのアプローチも必要でしょう。

 

このような問題は、スポーツ界としても対策が必要ですが、選手個人の人生を考えるとスポーツだけでなく人生をトータルに考えた上での【改善】に
取り組んでいただきたいと思います。
自分が行ったことの責任とはいえ、今は精神的ショックも大きいと思いますが、依存症という状態になっているのなら反省したり、罰を受ければ
改善される問題ではないので、しっかりとした改善の取り組みが必要です。

カジノに関わらず、アスリートが依存性の高いものにはまってしまう傾向は少なからずあるので、今後アスリートがどういう姿勢で競技はもちろん、
引退することも視野に入れて自分の人生とどう向き合っていくかを意識するよう啓発していくことも必要だと感じます。