今日、サンスポさんのニュースで私のコメントが紹介されました。
取り上げて頂いてありがとうございます(^^)

その内容はこちらです。

阪神・藤浪の制球難は精神的部分か 精通してる指導者少ない日本球界

 

今回の私のブログ記事は、藤浪投手の記事の補足として書きたいと思います。

サンスポさんの記事の中に「日本の野球界の指導者に精神的なことに精通している人は少ない」
と書いてありますが、厳密にいうとイップスに対する知識や理解のある指導者が少ないという
ことです。

イップスは、脳のメカニズム、ストレスがメカニズムに与える影響とそれによって生じる筋肉
の動きなどに関する知識がなければ理解することも、改善のために適切なアドバイスをする
こともできません。
イップスをきっちり理解するということはそもそも難しいのです。

 

 

選手イップスであることを否認する

実は、自分がイップスになったかも知れないと感じても、それを認めようとしない選手は多い
です。

それはイップスが精神的なものが原因であると認識されているので、
『自分は心が弱いからイップスになったと思われたくない』
という思いが働くからだと思います。

 

しかし、イップスになることは、心が弱いからというわけではありません。
条件がそろってしまうと誰でもなってしまいます。
人間の脳のメカニズム自体の中にイッップスになってしまう要素が含まれているので、条件
が満たされてしまえば、誰もがそうなってしまう可能性があるのです。

 

 

イップスを理解することが改善の第1歩

イップスの改善は、イップスとは何なのかをしっかりと理解することです。
それは、イップスを引き起こす心理状態は不安や恐怖なので、イップスとは何なのかを理解
することによって不安や恐怖の発生を抑えられるからです。

私のところには、年間さまざまな競技の選手がイップスの改善のために相談に来られますが、
初回のコーチングで行うのは、イップスとは何かを説明することです。

 

イップスとは何かを理解することで、改善のためのトレーニングにも改善の可能性を感じ
ながら取り組めるし、改善した後も同じような状態になることを自分で防ぎやすくもなる
ので、イップスについて詳しい説明を受けることは重要なのです。

イップスに関する詳しい知識は、野球の知識ではなく脳科学や心理学、心の病の知識など
も関連しているので野球の指導者が詳しくないのは仕方がないことです。

 

自分がイップスかもしれないと思ったら、早い段階で専門家に相談することが望ましい
ですし、指導者の方は自分が関わっている選手がイップスになったら、専門家に相談する
ことを勧めてもらうことが改善の近道です。

イップスは、脳のメカニズムから考えると時間が経つほど悪化する可能性もあるので、
イップスの可能性を感じたらすぐに相談に行ってください。
可能性を感じた段階で対処をしておけば、イップスになることも悪化も防ぐことができる
可能性は高くなります。

 

 

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