前回のブログからよく読んでいただいていた記事をピックアップみました。

アスリートにとって大切なのは、ポジティブシンキング、プラス思考よりも大切なのは自己対話力だという
話です。

本題はこちら

アスリートの相談を受けるにあたって大切にしていることは、
アスリートの自己対話力の向上です。
感じ方や考え方を修正し、ポジティブシンキング、プラス思考が大切だという話はほとんどしません。もちろん、ポジティブに、プラスにものごとを捉えたり、考えられることは大切なことかもしれませんが、
それが大切だと言ったところで自然と感じ方や考え方が変わるわけではないし、変えようと意識して
変わらないことで、自分はダメなんだと思ってもらう機会を作ることのリスクの方が大きいと思っています。学生にしろ、社会人やプロのアスリートにしろ、競技力の高い方はそれなりの感性や考え方を持って
おられるので、迂闊に感じ方や考え方を指摘することは、その方の競技力を支えているメンタリティ
を崩してしまう恐れもあるのです。安易にポジティブシンキングとかプラス思考の話をするのではなく、
本人の感じ方や考え方を深めていくための対話を重視していて、コーチングやカウンセリングを受けた
ことで、アスリートが自分と対話する力を養ってもらうことを目的としています。自分と対話する力には個人差があり、それを鍛えようと思っても一人では意外と難しいです。
それは、自分が自分自身に対して行う問い掛けには癖があるので、いつも同じようなところまでしか
意識を深めていけないからなのですが、他人に関心を持って話を聴いてもらい、質問してもらうことで
いつもと違う角度、深さで自分のことを考えることができ、それを繰り返す中で自己対話力が向上して
いきます。人には性格の違いがあり、刺激に対する脳の反応パターンが違います。
そのため、型にハマったポジティブシンキングやプラス思考を押しつけられるとストレスを感じること
もあります。
それよりも、自分という個性に対して探求する力が、競技に対する探求力にもなり、また引退後の
人生を考える時の力にもなります。
その力の土台になるのが自己対話力であるため、私はコーチングを行う時にはクライエントの自分と

対話する力の向上をたいせつにしています。