今日は、全日本選抜剣道七段選手権大会を見てきました。
去年に引き続き、高校時代の同級生である松脇選手が出ていたので、彼の応援が目的です。

早速、結果ですが、

優勝   橋本桂一選手
準優勝  松脇伸介選手
3位   木和田大起選手
3位   権瓶功泰選手

となりました。

 

準優勝という結果は素晴らしいのですが、本人は本当に悔しかったと思います。
同級生としては、何より本人が日本一を望んでいると思うので、優勝してほしいと思って
見ていましたが、結果はどうあれ素晴らしい試合を見せてくれたことに感謝しています。

同い年の木和田選手との準決勝は、先に見事な小手を打たれたところから逆転するという
展開で、レベルも高く見ごたえのある試合でした。
各世代のトップ選手が出場している試合で、同い年の二人が入賞したことも嬉しく思います。

ここまでは個人的な感想で、ここから先がメンタルトレーナー目線の感想です。

 

 

メンタルトレーナーとして感じた事

今日の試合で感じたことは、『反応力の高さ』です。
これは、目の前で起きたことを目で捉えてから始動する速さと動作の精度です。

この、反応力が高まっている選手の動きを見ていると、『動きがキレている』という感想
抱くと思います。
今日の試合では、まさに橋本選手がその状態でした。

 

橋本選手は、実業団選手で稽古量を考えると警察の選手よりも確実に劣っているはずです。
その上、身長も170程度ほどだと思うので、参加選手の中でも小さい方でした。
さらに出場選手は、世界選手権の代表経験のある選手や全日本選手権の入賞経験のある選手
ばかりなので、攻めは厳しく打突の鋭どいので、橋本選手でもその圧力に押されていると
感じる場面もありました。

しかし、良い機会に惜しい打突を繰り返し、相手が橋本選手の打ちを警戒しなければならない
状態を作り、勝負所で決めに行くという試合だったように思います。

 

さらに決勝の試合運びは、リーグ戦の順位を決定するための順位決定戦が影響したのかな
と感じました。

それは、橋本選手と松脇選手が同じ順位だったため、二人が順位決定戦を行ったのですが、
最初の一振り目で双方が面に飛び、松脇選手の見事な面が決まり勝ちました。
この試合で、面の真っ向勝負では分が悪いことを素直に認めて、決勝戦の試合運びの参考
にしたのではないかと感じています。

また橋本選手は、長年メンタルトレーニングにも取り組んでいるそうですが、今回のような
厳しい試合でも同じキレの良さを発揮するために、同じ感覚で試合に臨む工夫もしているの
ではないかと思います。

 

一方、松脇選手ですが、1本を先取されたり、勝たないとリーグ戦を突破できないという
追い込まれた状態で反応力が高まっていたのではないかと思います。

彼とは高校時代同じチームでしたが、もともと反応力は高く、いい意味で野性味の溢れる
剣道をするところが魅力だったのですが、ちょっと追い込まれないと火が付きにくくなって
いるのかもしれません。

 

決勝も、延長戦になっておそらく突きに狙いを定めていたのだ思うのですが、そこに反対
突きを打たれたという感じで、突きを決められました。
勝負に『たられば』を言えばきりがないのですが、リーグ戦の古川選手との試合のような
感覚だったなら、決勝は違うタイミングで技を出していたのではないかと思います。

 

 

ただ、試合は1日を全試合同じ精神状態で全うすることは至難の業です。
松脇選手の試合を見て、試合の難しさについて改めて勉強させてもらいました。
こういう試合を見て感じたことは、メンタルトレーナーとしての財産になるので、仕事で
いろんなアスリートに還元していきたいと思います。

 

また同級生の素晴らしい試合を見せてもらって、レベルは全く違いますが自分ももっと
剣道を頑張ろうと思わせてもらいました。
彼は、何年たっても良い刺激を与えてくれる友人です。

 

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