先日の記事では、剣道の勝見洋介選手の試合結果について、1年間の取り組みで反応力が高まったことが優勝した
要因ではないかということを書きました。
今回の記事では、反応力を高める練習方法について説明したいと思います。

 

そもそもスポーツにおける反応というのは、ボールや人の動きに対して、瞬時に練習で培ってきた行動の中で
適したものを選択して対応することなのですが、緊張感(闘争本能)が一定のレベルまで高まっていた方が
より質の高い反応力が発揮されます。

その理由は、反応力はそもそも人間が自分の命を守るために備わった力なので、自分の身の危険を感じる刺激
に対して発揮されるからです。
そのため、緊張状態を上手くコントロールできているれば、練習よりも試合の時の方がより高い反応力を発揮
できる可能性もあるため、時には試合で練習以上のパフォーマンスが出せることがあるのです。

 

反応力を通常の練習で高めるには・・・

メンタルトレーニングは、この反応力を高めること、試合で発揮できるようにすることがテーマの一つなの
ですが、より効果的なトレーニング方法は競技の試合形式、もしくは試合の1場面を再現した練習の中で、
反応力を鍛えられる条件を加えるという方法です。

反応力は身の危険を感じた時に発揮されるので、より速いスピードに対応する、より多くの相手に対処する、
ある条件の時はどういう対処をするという設定を設けるなど、練習メニューに条件を加えることで条件反射と
して高い反応力が発揮される環境を作るのです。

 

初めは上手くいかなくても、負荷の高いメニューを行う中で、そのメニューの成功条件がクリアできるように
なれば反応力が向上しているということなので、上手くできるようになるまで継続して下さい。
人間の脳は、自分の命を守るためには負荷の高い刺激にも反応できるように成長する仕組みになっているので、
その脳の仕組みを利用したトレーニングを行うことが望ましいのです。

ただ、練習メニューを設定する時に注意していただきたいのは、刺激になれることによって練習メニューの
成功条件がクリアできるものでなければならないということです。
負荷の設定を間違うと、人間の能力を超えた負荷のため何度やっても成功しないということが起きてしまい、
練習において自信を身に着けること、パフォーマンスの成功の感覚を身に着けることができません。

 

最初は難しく、慣れてくると向上したことが感じられる練習メニューであることが、反応力というメンタル力
が向上する条件なのです。

 

反応力を高めるおすすめのトレーニング

このメガネなどは、競技によっては試合に近い練習で脳に負荷をかけることに用いることができるので、
メンタルトレーニングのアイテムとしておすすめです。

競技の動作を行う練習としては行うことができませんが、脳の反応力を向上させることだけに集中した
トレーニングでれば、IMトレーニングがおすすめです。

 

 
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