対人競技では、相手の動きに素早く反応することが求められますが、メンタルトレーニングはそのための脳の働きを
促す方法でもあります。
その一つの方法が、ビジョントレーニングです。

ビジョントレーニングは、目のトレーニングなのですが、なぜ目がメンタルと関係があるのかというと、脳は目から
入って来た情報という刺激を受けて何らかの反応をするのですが、目から入ってくる情報をどのように受け止めるか
によってパフォーマンスが変わるからです。

 

目はもちろん、五感から入って来た情報を精査する心理的機能を『認知』といいます。
情報をどのように認知するかによって、脳の働き方は変わるのでスポーツにおいて一番多くの情報を収集している
目はパフォーマンスの質を向上させる上で重要なのです。

例えば、目の周囲の筋肉が固まっていると、どうしても視野が狭くなるので目から得られる情報は少なくなるので、
状況判断に間違いが起きてしまう可能性があります。
または、初めて見るようなボールや人の動きは、認知が目の前で起きている現象を上手く処理できずに『驚き』
いう心理を生んでしまい、パフォーマンスにも影響が出ます。
それほど、目から得る情報というものはスポーツにおいて重要なのです。

 

普段からできるだけ多くの情報を得られるように、相手の動きに目が追い付けるようにトレーニングをしておく
ことが、情報によって心理状態が不安定にならないために必要です。
そのためのトレーニングがビジョントレーニングなのです。

 

ビジョントレーニングの効果

ビジョントレーニング行うことで、長期的には目の水晶体を動かす筋肉を鍛えることで目の焦点がボールや人
の動きに合わせて瞬時に合うようになる、試合直前にはトレーニングで目の周囲の筋肉をリラックスさせる
ことによってボールや相手の動きに目が着いていくようになる、または脳も緊張状態の中で柔軟に状況に対応
できる状態になるという効果が期待できます。

対人競技では、攻撃でも防御でも自分とボールや相手との距離が近きますが、どうしても人間は何かが近づいて
くると目の周囲の筋肉が固まってしまいがちですが、ビジョントレーニングによって固まりにくくしておくことで
ボールや相手の動きに瞬時に動ける可能性を高くすることができるのです。
目の周囲の筋肉が固まるということは、目と脳の働きが密接なので、心が固まるということでもあります。
ビジョントレーニングで目の周囲の筋肉を強化しつつ、リラックスさせることを心掛け、強くて柔軟な心作りを
行うことができます。

日常からビジョントレーニングを行うこと、そして試合前にもビジョントレーニングを行うことを定着させてみて下さい。
試合でメンタルの不安定さが課題だという方は、なおさら目の状態を安定させることからメンタルを安定させると
いう意識でビジョントレーニングを取り入れて頂ければと思います。

 

 

基本的なビジョントレーニング

このメガネなどは、競技によっては試合に近い練習で脳に負荷をかけることに用いることができるので、
メンタルトレーニングのアイテムとしておすすめです。

アイテムを使ったビジョントレーニング

このメガネなどは、競技によっては試合に近い練習で脳に負荷をかけることに用いることができるので、
メンタルトレーニングのアイテムとしておすすめです。

 

 
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