前回の記事では、メンタルをコントロールするというのは、生まれてくる不安やマイナスイメージを
無理に抑え込もうとするのではなく、意志を強化することで不安感やマイナスイメージにパフォーマンス
が影響を受けないようにすることが必要だということを書きました。

今回は、自分が何のために競技をしているのかという目的意識を強化することにより、不安感やマイナス
イメージに心が囚われない方法を説明します。

 

その方法は、下記の3つのことを継続することです。

1.目的を書いて部屋の目立つところに貼る
2.朝起きたら目的を紙に3回書く
3.紙に書いた内容を声を出して読む

1は、いつも目的が目に入ってくるように目立つところに貼って下さい。
2については、目標を書く際には、1回づつ息を止めて一気に書き上げて下さい。
3は、声は小さくても、ゆっくり自分に言い聞かせるように読んで下さい。

 

 

上記のことを行うと、目的をより強く自覚することができるようになります。
目的意識を強めるということは、そのために何をすべきかという習慣の変化につながっていきます。
目的を強く自覚しているのだから、練習や日常生活の行動一つひとつに対して、それは目的達成に
繋がるのかを問い掛ける気持ちも強くなるからです。

さらに日頃の生活の中で目的意識を強めておくことは、試合前に心の中で不安やマイナスイメージ
が生じた時、心を強く保つことを助けてくれます。

 

不安やマイナスイメージが生じること自体は仕方がないことなので、それに心が囚われて自分が
何をすべきかを明確にできないまま試合に臨むことがパフォーマンスの低下を生みます。

しかし、普段から目的意識を強めておくと、不安やマイナスイメージが生じても自分が何をすべき
かということに意識を移しやすくなります。

 

 

試合当日のためにメンタルをコントロールするための準備

普段から目的を目にする、書く、言葉にする、ということを実践すると、その時に心が引き締まる
状態を感じられるようになると思います。
1~3を繰り返すほど、それを行った時の心の状態も脳が覚えるので、試合の前に不安になったり、
マイナスのイメージを浮かべてしまっても、目的を強く意識し直すことで心の状態も引き締まる
ようになるのです。

 

不安やマイナスイメージの発生はコントロールできませんが、それが生じた後に何を意識すべきか
をコントロールすることはできます。
そのため、目的に意識を向けた時に、精神状態が落ち着き、適度に高揚するような準備として
目的を目にする、書く、言葉にするということをやっておくといいのです。

単純な方法ですが、それだけに継続しやすい方法でもあるので取り入れてみて下さい。

 

 

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