スポーツをする上で、明確な目的を立てることは大切ですが、その目的は心の底から願うものであること
が望ましいと言えます。

この心の底からというのは、潜在意識からといういう意味です。
例えば、自分は全国大会に出場したいと思っているとしたら、それを言葉にしているのは顕在意識で目的
を自覚しているという段階ですが、心の奥で『実は自分の実力では無理なのではないか』と思っていると
潜在意識ではその目的の達成を願っていないということになってしまいます。

 

そうなると、目的に対する努力も不十分になりますし、出場を掛けた試合での勝利への思いが弱くなって
しまいます。
そこで、今日は潜在意識に目的を刻み込んでいくための方法をお伝えしたいと思います。

私は、理不尽なことを我慢するという意味での根性論は好きではありませんが、自分の思いを強くして
おいて、最後の最後は諦めない気持ちや立ち向かう気持ちが勝利を呼ぶという、そういう意味での根性論
は大切だと思っています。

 

 

息を止めて目的を書く

潜在意識に目的を刻み込んでいくための方法で、今すぐに始められる方法は、
息を止めて目的を3回書くというものです。

 

大きく息を吸って、息を止めたままで目的を3回書くのです。
それも丁寧に、目的を心に強く自覚させる気持ちで書いて下さい。
最初は、丁寧に書くのが難しければ、息を止めて目的を書くのは1回でも構いません。
1回で丁寧に書けるようになったら、3回続けて書くようにして下さい。
※丁寧というのは、美しい字ということではなく、字の細部にメリハリをつけて書くということです。

 

なぜ息を止めて目的を書くのかというと、無意識に人間は叶えたい目的よりも現状維持を優先してしまい
リスクのあることはしないようにする傾向があるからです。
目的を持って行動するということは、目的を達成するための疲労や辛さ、目的が達成できなかった時
の落胆を味わうこともあるので、漠然と目的を意識しているだけでは潜在意識が現状維持のために
行動を起こさないように、リスクを取らないように命令してしまうのです。

 

しかし、息を止めるという行為は、止めたままにしておくと命の危険を招くので、息を止めたまま
にしていくことで脳は非常事態が起きていると感じます。
さらに非常事態が起きていると感じている時には、『目的達成のために動け』というメッセージ
を潜在意識が受け入れてしまうのです。

それは、命の非常事態に比べたら、その他の苦労、リスクは大したことではないので、脳が
『その目的を目指すのは大変そうだけどやっていみよう』
と目的を受け入れてしまうのです。

 

また、目的を3回書けば息を吸えるので、潜在意識がその目的を達成するのはともても幸せな
ことだという認識します。
息を止めているという命の危機を脱出することと目的を達成するということが混同されてしまい、
命の危機を脱した時の安堵感や幸福感を感じるため目的に向かって努力できるようになるのです。

 

 

さまざまな競技のインターハイの予選が始まっている時期ですので、写真にはインターハイ出場
と書いてみましたが、目的を書く時は達成したい日時や明確な基準を数字にすると良いです。

例えば、○○日後のインターハイ予選を1位で突破する。というような感じです。

 

息を止めて目的を3回書くという方法は、すぐに取り組める簡単な方法なので、達成したい
目的がある方は取り入れてみて下さい。

 

 

 

s-mm