私はアスリートのメンタルトレーニングの一つとして、IMトレーニングを行っているのですが、
人間の運動神経や運動の原理について学べば学ぶほど、IMトレーニングが効果的なトレーニング
であると感じられるようになってきています。

ある本を読んでいると、スポーツにおいて『巧い』と認められる動作ができるようになるには
6つの能力が高くなければならないと書いてありました。
その6つの能力は、IMトレーニングによって効率的に鍛えることが可能なのです。

運動神経を構成する6つ能力

状況把握能力
五感から得られる情報に対して予測する力

タイミング能力
状況に合わせて、適切なタイミングに体を動かす力

ポジショニング能力
自分の手足をパフォーマンスを行う上で、適切な位置に持ってくる力

グレーディング能力
運動の際に発する力の強弱を調整する力

持続力
正しい動きを何時間でも継続できる力

素早さ
瞬発的に動く、動きを切り替える力

 

IMトレーニングは、基本的なトレーニング方法でも、素早さ以外を鍛えることが
可能で、素早さについてはトレーニング方法を工夫することによって鍛えることが
可能になります。

IMトレーニングは、聴覚や視覚から得られる情報を予測して、そのタイミングに
合わせてボタンを叩き続けて、タイミングのズレを計測します。
聴覚と視覚での状況把握、状況に合わせてボタンを叩く際のタイミング、
ボタンをスムーズに叩くための手足のポジショニング、ボタンを叩く力の調整を
行うグレーディング能力、そして正確な動きを繰り返すことのできる持続力の
全てがそろっている人ほど、いい成績が出る傾向にあります。

 

ボタンを叩いて、音と叩くタイミングとのズレを計測するので、叩く力が強くても
タイミングが合っていればいいのですが、最初からいい成績を出す人の傾向としては、
ボタンを叩く際の力加減もソフトであるという傾向があります。

これは、トレーニングの目的を理解して、自分の体をどのように動かせばいいのかと
いう判断が適格だからだと思います。

ちなみに、初めてトレーニングを行った時に、成績が悪い人ほど過剰な力でボタン
を叩いているという傾向があります。

当事務所では、メンタルトレーニングとしてIMトレーニングを受けていただく
ことができるので、興味のある方はお問合せください。

 

ラグビー選手のIMトレーニングの様子