昨日の記事では、指導者のコントロール欲求が選手を過去の事例と比較しすぎる背景にあるという記事を書きましたが、
今回は指導者が自分のコントロール欲求をコントロールできるようになるにはどうすればいいのかということについて
書きたいと思います。

 

昨日の記事でも説明した通り、コントロール欲求の強さはある程度生まれつき備わったものなので、コントロール欲求
の強い人は無意識に他人をコントロールしようとしてしまいます。
人間は欲求が満たされない時に不快感を感じるので、コントロール欲求の強い指導者は選手が自分の思うように行動を
しないことに不満を感じて、ますます相手をコントロールしようとして、選手との信頼関係を損なうという悪循環に
なってしまいます。

 

そんなことにならないために自分のコントロール欲求を意志でコントロールすることが必要なのですが、そのためには
無意識を意識化しないといけません。
意識できていないものはコントロールできないからです。

無意識を意識化するのには、コントロール欲求の場合、自分がその欲求が強いということを認めることが第一条件です。
その上で自分に指導を行う上での明確なルールを課して、その方針に矛盾のない行動を継続することがコントロール
欲求をコントロールすることにつながります。

 

人間の欲求が、刺激に対して無条件に起きる反応を生み出すので、意識してコントロールしようということだけでは
上手くいきません。
冷静な時に明確なルールを決めて、それを自分自身で守ることがコントロール欲求のコントロールになります。

コントロール欲求に限ったことではありませんが、自分の生まれ持った性格をコントロールしてスポーツや仕事を
行っていくためには、不安定な心掛けに頼るのではなく、明確なルールを自分に課して矛盾のない行動を習慣化する
ことが必要です。

 

スポーツの指導者の場合、自分にルールを課して自分の性格と付き合っている人は、何らかの成果を上げていると感じます。

 

メンタル強化のためのメンタルトレーナーが作った練習日誌。

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