予測という心理について記事を更新中!

 

先日から、予測力について記事を書いていますが、今回は予測力を構成する要素について書きたいと思います。
アスリートにとって必要なメンタル力の1つである予測力は、情報と想像力と経験によって程度が決まると考えています。

公式を書くとこんな感じです。

予測力=情報+想像力+経験

なぜ、情報と想像力と経験が、予測力を構成している要素と考えているか、1つずつ野球を例にとって説明したいと思います。

 

まず、情報ですが、日本ハムの大谷翔平選手は、年々フォークボールの切れが良くなっているそうですが、大谷選手と対戦したことにない
他チームの新人選手が先輩の選手から、大谷選手はこれくらい落差のあるフォークを投げると事前に情報を得たとします。
この場合、フォークボールを投げてくるかもしれないということと、これくらい落ちるのかなという予測をすることができます。
しかし、事前に持ち球にフォークがあるという情報がなければ、大谷選手がフォークを投げたら予測ができません。
このことからも、予測力を働かせるには情報が必要だと言えます。

 

次に想像力ですが、情報として大谷選手がフォークを投げると聞いた時、ストレートのスピードなどを参考にフォークならどれくらいの
スピードで、どのくらい落ちるのかということを、情報からより現実に近いイメージを描くことができるかがフォークボールを打てるのか、
空振りするのかという結果に影響します。
想像力が豊かで、情報をもとに鮮明に描けるほど予測も正確になると言えます。

 

最後に経験ですが、初めて新人選手が大谷選手と対戦する時は、当然ですが対戦した経験がありません。
そのため、いかに先輩から情報をもらって、どんなフォークを投げるのかを想像しても、想像以上のフォークボールが来れば空振りをして
しまうかもしれません。
しかし、何度か対戦する中で、実際のフォークボールを目に焼き付け、現実と差のないイメージを描けるようになれば予測の精度は高く
なります。

経験というものは、他人から聞いた情報よりも確かな自分で得た情報でもあり、イメージをより正確に描くための材料でもあります。
そのため、情報、想像力、経験の3つがより高い次元で揃っているほど、予測力の質も高まります。

 

実際、安定して成績を出しているアスリート、コーチングを受けてスランプから抜け出すアスリートの傾向を見ていると、知的好奇心が
高くて情報を柔軟に吸収している、柔軟な想像力がある、自分の経験を省みる習慣があるという特徴を感じられます。

情報、想像力、経験という観点から予測力を捉えて頂くと、自分の場合はどのように予測力を向上させていけばいいのか見えてくるの
ではないかと思います。

 

メンタル強化のためのメンタルトレーナーが作った練習日誌。

mnp