競技力に自立心が伴わないこともある

スポーツ界では、技術や体力が向上し、大きな大会でも成績を残している選手が、必ずしも精神的に
自立できているわけではないというのが現実です。

 

スポーツの世界では、子供の頃から活躍している子ほど監督やコーチの関わり方も手厚くあり、進路
などもいろいろと考えてくれたりします。
また試合に出る機会も多いのですが、試合に出ていない選手や保護者の支えもあって試合にだけ集中
できる環境が作られてしまいます。
そして、競技によってはプロになるとチームや会社などが、さまざまな面で競技に集中できる環境を
整えてくれます。

 

そのため、競技力は高くても、それをどのように高めてきたのか、競技力向上の土台となった心理的
要素は何なのか、さらに自分が競技で培ったものはスポーツ以外の分野に活かせるのかを自覚して
いないアスリートも多いのです。

その自覚が無いために、競技生活の中でさまざまな誘惑に負けてしまったり、自分が行うべきことの
優先順位が分からなくなってしまうということになったり、競技生活を終えてから、指導者と離れて
から、どのように取り組んでいけばいいかが見えなくなってしまうということが起きてしまっている
のではないかと感じています。

 

 

スポーツで高められる心の力と自覚

スポーツに限らず年齢的な成長に伴って獲得することが望ましい心の力には、忍耐力と表現力があり
ます。
自分の衝動や感情を抑えることも自分の意見や本音を伝えるべき必要性も、日常生活でもスポーツの
中でもあります。
これらは相反するもののようでもありますが、どちらの力が必要かというのは時と場合により、
社会生活を営む上で時と場合を見極める力も重要です。

またスポーツで練習を工夫すること、勝つための戦略を考えることなどは、想像力の向上につながり、
地道に練習を続けることは継続力を養ってくれます。

 

スポーツをする環境では、上記のような力をスポーツをすることで高めることができているという
自覚を持てるようになることが大切だと思っています。
自分はスポーツを通じてどんな人間として育ってきたのだという自覚は、これからどう生きていき
たいのかというビジョンを描いたり、社会の中での必要性を見つけることにつながるように思い
ます。

 

 

私はアスリートに対してコーチング、メンタルトレーニングという形でサポートを行っていますが、
主にコーチングではアスリートとしてどのような心の成長ができているのか、どのような心理的強み
を持っているのかということを自覚していただけるように心掛けています。

 

 

 

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