ミスの原因となる脳のゆらぎの記事の続きです。

 

脳のゆらぎは、脳内の内的な活動であり、スポーツのプレーにおいても目から
入ってきた情報にゆらぎがプラスされ、出力としての活動が生まれるということ、
そして、ゆらぎが大きければプレーの乱れも大きくなり、ミスがうまれるという
ことを前回の記事では説明しました。

今回は、脳のゆらぎを整えるメンタルトレーニングについてです。

 

脳のゆらぎとメンタルトレーニング

脳のゆらぎは、脳内でさまざまな活動が起きていて、どの活動が優先される
べきか決まっていない状態であると言えます。

そのため、自覚レベルとしては、試合中に観客の声やアナウンス、会場内の人
の動きなどいろいろなことが気になって集中できない状態です。

その状態で試合をしても、試合中に入ってくる情報に対して脳は適切な反応
ができないため、ミスが生じてしまいます。

メンタルトレーニングは、自分の意識を何に向けるべきかを決めて集中して
いくことや脳に入ってくる情報に対して的確に反応できる状態を作ること
なので、効果としては脳のゆらぎが整えられている状態を作ることになり
ます。

この記事では、脳のゆらぎを整えるメンタルトレーニングをいくつか紹介
したいと思います。

 

呼吸法

脳のゆらぎを整える方法の1つは呼吸法です。
呼吸法を整えつつ、自分の意識を向ける対象を決めて、その対象に焦点を
合わせるということを行います。

呼吸法は、自律神経を整えることにもなるので、緊張のコントロールにも
なります。
また、自分の心の働きを観察することで、自分の心理状態を知ることが
できます。
自分の心理状態を自覚することで、気持ちが落ち着いていく感覚を得る
ことができれば、ゆらぎが整っていることが感じられるでしょう。

心のゆらぎが大きい時は、気持ちに落ち着かない感じがしますが、ゆらぎ
が整うと心が落ち着いていくので、呼吸法によってゆらぎが整う感覚を
呼吸法によって身につけて欲しいと思います。

呼吸法に関しては、こちらの記事も参考にして下さい。

気持ちを切り換える時術

 

IMトレーニング

脳のゆらぎが実感できて、それが整っていくこともはっきりと数値によって
確認できる方法がIMトレーニングです。

前回の記事で、脳のゆらぎはパフォーマンスの乱れを生むということをゴルフ
を例に説明しましたが、脳のゆらぎは人間の単純な動作の再現性を乱す原因
になっています。

IMトレーニングは、ヘッドホンから聴こえてくる音にタイミングを合わせて
ボタンを叩き、音の発生とボタンを押したタイミングのズレがスコアとなって
表れるトレーニングです。

単純な動作の繰り返しですが、脳のゆらぎを整えることができていない人は、
スコアの乱れは大きくなります。
トレーニングによって脳のゆらぎが小さくなっていくと、スコアとして表れる
数字も小さくなっていきます。

このトレーニングと続けることによって、目的に意識を集中して脳のゆらぎを
整えるという感覚が身に付くので、その感覚を競技に応用できるようになれば
試合中の集中力も高まります。

まとめ

脳のゆらぎを整えるトレーニングとして、呼吸法は自宅でも取り組むことが
可能なので、集中力や試合中の心のコントロールに課題を感じているアスリート
には試していただきたいと思います。

呼吸法に関しては、メンタルトレーニングを受けに来ていただければ、脳波を
図りながら脳の状態を確認しつつトレーニングを行うことも可能です。

IMトレーニングに関しては、専用のソフトや機材が必要です。
メンタルトレーニングを受けに来ていただけるとIMトレーニングを行うこと
ができます。

中には機材を購入して自宅でトレーニングをしているアスリートもおられますが、
トレーニングへの理解も必要なので、まずは機材を購入するよりもAIXIAで
メンタルトレーニングとして受けに来て頂ければと思います。

 

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