緊張の正体とパフォーマンスへの影響

スポーツで力を発揮するためには、自分の中で起きる緊張という反応とうまく付き合っていくことが
必要となります。
そのためには、緊張に対して正しい認識を持つことから始めて下さい。
まずは、緊張の正体について下記の内容をしっかりと把握しましょう。

緊張に関する5つの正しい認識

  • 緊張とは、人間が環境を生き抜くために身についた脳の闘争(逃走)反応である
  • 緊張は運動能力を発揮できる体を瞬時に作るために起こる
  • 本来、緊張は力を発揮するための必要な体の反応
  • 緊張している時は、自律神経の交感神経の働きが活発になっている
  • リラックスしている時は、自律神経の副交感神経の働きが活発になっている

 

次に、緊張がパフォーマンスを低下させる理由を把握して下さい。
自分の競技体験に当てはめると、思い当たることがあるのではないかと思います。

緊張がパフォーマンスを低下させる5つ理由

  • 緊張時はリラックス時にはない体の感覚があり、それを不快に感じる人もいる
  • 緊張時の不快感から、ネガティブな思考が生まれて悪いイメージを持ってしまう
  • 緊張時の不快感から、恐れ、驚き、疑い、惑いを生みやすい心理状態になる
  • 緊張時に上記の感覚を感じて、緊張は悪いものだと思い込む
  • 緊張するとパフォーマンスが低下するという暗示にかかる

 

緊張を力に変えるメンタルトレーニング

緊張はパフォーマンスを発揮するエネルギーなのですが、スポーツなら試合をするという刺激によって
脳が勝手に緊張というエネルギーを生む働きを開始するので、その働きが不十分だったり、暴走してしまい
パフォーマンスが乱れてしまいます。

しかし、いろいろ考えて緊張をコントロールしようとしても上手くいきません。
それは、緊張は脳の反応であり、脳の反応は何らかの刺激によって生じるようにできているので、緊張を
良いパフォーマンスを発揮するための力に変えるには、適切な刺激を与える必要が出てくるのです。
その刺激を与える方法がメンタルトレーニングです。

緊張をコントロールする3つの方法

呼吸を落ち着かせる

息を吐いて吸うというセットを1回と数え、1分間に3回から7回くらいのゆったりとした呼吸を繰り返し、
気持ちを落ち着けつつ、自分の中で生じている緊張を感じるようにする。
呼吸の繰り返しは、自律神経の交感神経と副交感神経のスイッチを切り替える刺激となり、スポーツで力を
発揮するためにちょうどいい緊張状態を作ることにつながります。

緊張感を体が力を開放したい合図だと言い聞かせる

緊張感を感じつつ呼吸を継続しながら、緊張感は自分の体が力を開放したがっている合図だと言い聞かせる。
緊張によって生まれる身体反応は不快なものではなく、高揚感、期待感であるという認識に変えて、緊張感
自分の最高のパフォーマンスを引き出してくれるエネルギーだという認識を持つ。

素早い眼球運動で脳の情報処理能力を上げる

緊張時に不安感が生じるといろいろと細かいことが気になり、試合前にあれこれ考えこむようになってしまう
ことがあります。
人間の脳は思考を働かせて、不確定なことについて心配していると情報処理能力が低下して、試合展開に脳
がついていけない状態になってしまいます。
試合の立ち上がりに調子が出ないタイプの選手は、試合前に不確定なことを心配してしまう傾向があります。

試合は、どんな状況にも対応できる脳の状態になっていることが望ましいので、情報処理を上げておくこと
が試合の準備と言えます。
脳の情報処理能力は、素早い眼球運動を繰り返すことで上げるので、ビジョントレーニングがおすすめです。

 

上記で説明した通り、緊張は試合で力を発揮するために必要な体の反応なので、その反応から生まれてくる
エネルギーを効率よく試合に活かす方法としてメンタルトレーニングを身に着けておくことが大切なのです。
緊張に関する正しい知識を持って、緊張状態をコントロールする方法を身に着けておくと試合で力を発揮
できる割合は増えていくでしょう。

 

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