恐怖心は、ネガティブな心理状態だというイメージがあると思います。
当然、好き好んで恐怖心を味わいたいという人はあまりいないと思います。

しかし、この恐怖心は、上手く受け止めてコントロールすれば、アスリートのパフォーマンス
を向上させるエネルギーになるのです。

それは、人間にとって恐怖というものは、外部からの危険に備えるための心理状態であるため、
恐怖心があると、視野が広がり、眼球の動きは早くなり、遠くの人やモノの動きを捉えやすく
なるからです。
さらに、鼻腔が広がって、呼吸も活発になるなど、身体を戦える状態になるのです。

 

スポーツにおいて強い相手と対峙する時は恐怖心を感じると思いますが、その恐怖心だけに
心を支配されず、意思の力、メンタルコントロールの技術で恐怖心をコントロールすれば、
恐怖心があることがパフォーマンスを向上させる要因になるのです。

ネガティブな心理状態を、良くないものだと決めつけて心から無理に排除しようとしたり、
強がって感じていないふりをすることの方がパフォーマンスを低下させてしまうのです。

メンタルトレーニングも、ネガティブな心理を否定したり、排除するためのものではなく
コントロールする方法を身につける手段なのです。
ちなみに、怒りの感情は、心の内側の働きであるため、怒りの感情があると意識が怒りに
囚われて、外部への意識は低下して、視野も狭くなり、呼吸も浅くなってしまいます。

同じネガティブな感情でも、身体に及ぼす影響には違いがあるので、日常生活から怒りの
感情を鎮める習慣を身につけておくことも大切だと思います。

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強くなるために必要なスポーツ心理の知識

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