前回の記事の続きです。

スポーツの指導者、ご両親はなど、大人は子供とのコミュニケーションの際に子供の発想力を高めること
を意識して質問をした方がいいのですが、そのための1つの方法が『はい』、『いいえ』では答えられ
ない質問をすることです。

『はい』、『いいえ』で答えられない質問は、自分の本音や状況の説明などを文章にして話さなければ
なりません。
その過程が子供の知能を鍛えるのです。
これは子育ての本などでも良く書かれていることなので、是非試してみて下さい。

 

今回の記事の本題はここからです。

『はい』、『いいえ』で答えられない質問をすることも含め、大人が子供とのコミュニケーションで
意識して頂きたいことは、大人からの子供への質問は、子供の自己質問力に影響を与えるということです。

 

私たちは、無意識のうちに内面で自分にさまざまな問い掛けを投げかけています。
「お昼は何を食べようか」、「今度の休みは何をしようか」という日常的なことから、
「強くなるためにはどんなトレーニングをすればいいのか」、「自分の精神的課題は何なのか」など
スポーツで向上するために必要な問い掛けなどです。

子供は年齢を追うごとに指導者からも親からも自立していきますが、他人からの干渉が少なるなるほど
本人がどのような問い掛けを自分に向けているかが、行動の質や心の健康状態を左右します。

 

例えば、行動が短絡的であったり、計画性がない人ほど、自分への問い掛けが弱く衝動のままに行動して
しまう可能性があり、精神力の弱い人ほど、根拠のない不安や疑いを自分に向けて精神的に自分を追い
つめてしまう傾向があります。

子供が大人になっていく過程で、身近な大人の影響を無意識に受けていて、自己質問力も身近な大人との
コミュニケーションという習慣によって確立されていくため、大人はスポーツ指導の現場では下記の
ポイントを押さえて子供への問い掛けをしていただきたいと思います。

・現実的な根拠をもとにした質問をする(余計な不安や恐怖をあおらない)。
・自尊心を低下させない質問をする。
・目標を意識して、目標に対して一貫した質問をする。
・ミスをした時に、ミスを次につなげられるような質問をする。

 

 

上記のことを大人が意識するだけでも、コミュニケーションの質が変わるので、子供たちの表情や意欲
にも変化がみられると思います。
子供たちは知らず知らずのうちに大人の思考パターンをまねているので、上手に質問をすることを
心掛けて下さい。

 

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