スポーツと情報処理能力

今回は、スポーツのパフォーマンスを左右する脳の情報処理能力についてです。

スポーツは、一瞬の判断、反応が勝敗を左右します。
そのため、勝つためには脳の情報処理能力の高いこと、高さを保つことが必要
になります。

緊張という闘争反応を呼吸によって闘争心という闘うための理想的な緊張状態
に導く、自分がどのようなパフォーマンスをしたいのかを具体的にイメージする
ことと同時に大切なことが、目の前でどのようなことが起きても反応できるように、
脳の情報処理能力を上げておくことです。

『今』に集中する必要性

スポーツは、把握しなければならない情報をいかに正確に把握して反応するかが、
パフォーマンスの精度を左右します。
具体的に言うと、競技中は目で見た現実をもとに、予測する、場合によっては
予測を修正する、そして予測したイメージにタイミングを合わせて、正確に動く
ように体に命令を出すという情報処理を行っているのです。

しかし、この情報処理能力は、意識が『今』に集中していななければ正常に働き
ません。
なぜなら、スポーツのパフォーマンスにおける情報処理能力は、今、目の前で
起きていることに対処しようという能力だからです。

情報処理能力が低下する理由

例えば、過度に失敗を恐れてプレーをしている時というのは、プレーの失敗や
試合の敗北という『未来』に意識が向いていて、『今』に意識が向いていない
ため、正確な情報処理ができなくてパフォーマンスもズレてしまうのです。

本来、緊張状態は、危機に対する対処を行うために脳の情報処理能力を上げ
ている状態なのですが、メンタルの難しいところは、不安や迷いが意識を
『今』ではなく『過去』や『未来』に移してしまうので、緊張によって
高まった情報処理能力は同じく緊張によって生じる不安や迷いによって低下
してしまう点です。

 情報処理能力の低下は、反応の遅れ、判断の遅れ、動作のズレを生むだけで
なく、時には筋肉の硬直につながって極度のパフォーマンス低下を招くこと
があります。

情報処理能力を働かせる方法

情報処理能力が正しく働くということは、試合の中で望ましいパフォーマンス
が選択できるということでもあります。
このように情報処理能力は、スポーツのパフォーマンスにとって重要な要素で
あるため、私は、情報処理能力を向上、維持、回復させる手段としてビジョン
トレーニングというものを提案しています。

ビジョントレーニングとは

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