アスリートのためのスポーツメンタル実践書

メンタルが弱いという考えは捨てろ!

アスリートの実力が伸び悩んでいる時、その原因はメンタル面にある可能性は十分に考えられます。
ただ、メンタルとは何かを理解していない状態で『勝てない原因はメンタルが弱いから』と決めつけてしまうことは問題の解決にはなりません。
強いか弱いかという二極的な評価は思考を停止させ、本当の原因を見えなくしてしまう恐れが在ります。
自分のことを『メンタルが弱い』からだと思い続けることも、スポーツをしている子供に「勝てないのはメンタルが弱いからだ」と良い続けることももう止めて下さい。
それが勝つためのメンタルを育てるための第一歩です。そして次のステップがメンタルとは何かについて認識を改めることです。
私が書いた❝実力を発揮するためのスポーツメンタル実践法❞は、メンタルとは何かを中高生からでも理解できるように説明しています。

メンタルとは何かについて正しい認識を持ち、メンタルをコントロールできるようになれば実力を発揮できる機会は大幅に増えるでしょう。
本書を読んで頂ければ、メンタルという形のないものをどの様に捉えれば良いのか、どのようなことをすればメンタルを強化するとはどういうことか、その方法とは何かなどが分かります。

アスリートとアスリートと支える人に読んで頂きたい一冊

人間の心は目で見ることができないので、人によって認識が違ってきます。
そのためアスリート自身も指導者も『メンタルが課題だ』と思っていても、その内容にはズレが生じているとアドバイスが伝わらないということが起こります。
またメンタルとは何かが分らないまま自分の課題がメンタルだと思っていると、勝つために間違ったトレーニングに時間を費やしてしまうということも起こります。
そんなことが起こらないようにアスリート、指導者、キッズアスリートの保護者にはメンタルに関する共通の認識を持って欲しいと思います。

こんな方に読んで欲しい!
  • 緊張して実力を発揮できないことがある選手
  • 試合でのパフォーマンスが安定しない選手
  • 周囲の評価が気になって実力が発揮できていない選手
  • メンタル面の強化に取り組みより力を発揮したい選手
  • 指導にスポーツメンタルの知識を取り入れたい指導者
  • 精神面が不安定な選手への接し方を知りたい指導者
  • スポーツを頑張っている子供を持つお父さん、お母さん
  • 子供が精神的に弱いと感じて心配しているお父さん、お母さん

実力を発揮するためのスポーツメンタル実践法の内容

❝実力を発揮するためのスポーツメンタル実践法❞に興味を持って頂いた方には、その人が求めていることと本に書かれていることにギャップが生じないように、本書の内容を知った上で購入して
いただければと思っています。
本書は、わかりやすい、自分の体験と重ねて考えることができる、何を実践すればいいかがわかる、ということを重視して書いています。
本書には、主に下記のようなことが書かれています。

第1章 メンタル強化の必要性

第1章では、心に対する理解、心と刺激の関係、心をコントロールするということ、心が強化とは何かということについて書いています。
心に対して漠然とした理解のままでいることが、心に振り回されてしまう要因の1つと言えるので、心への理解、心の働きとそれをコントロールする方法を知っていただく章となっています。

第2章 セルフコーチング

第2章では、セルフコーチングについて説明しています。
考え方は、練習の質、自己管理、心のコントロールに影響を与えるので、適した思考法を身につけ、自立したアスリートになることの重要だということを書いています。
人間は自問自答をしながら生きていますが、自問自答の質を変える手段の1つがコーチングであり、セルフコーチングは質の高い自問自答を身につけたアスリートが持っているメンタルスキルです。

第3章 意識改革

第3章では、セルフコーチングの質を高める意識の持ち様について書いています。
言語は、コミュニケーションの道具であると同時に“思考の道具”でもあります。
普段から、どんな考え方を持ち、どんな言葉を自分に欠けているかということが心を良い状態に保つために重要なことです。
パフォーマンスが落ちているアスリートは、周囲の評価、他人からの言葉に振り回さたり、偏った指導によって身についた考え方によって心の状態が悪くなっています。
自分の心をより良い状態に保つための意識の持ち様を学んでいただく章になっています。

第4章 目的意識

第4章では、目的達成に向けてアスリートの行動を促進するための考え方について書いています。
目的と目標の違い、目的達成とモチベーション、イメージ力、応援と共感という観点から、未来を見据えて日々の自分の行動を選択することの大切さについて説明しています。
日々の自分の行動の質を高める目的と目標設定ができるアスリートを目指して欲しいという思いで書いた章です。

第5章 不調との向き合い方

第5章では、アスリートは自分の心の状態に意識を向けて、体だけでなく心のケアもすることがパフォーマンスの維持、向上につながるということを説明しています。
また、具体的な不調の事例を取り上げ、解決のために必要なことについても説明しています。
正しい知識がないために不調をきっかけに一気に引退へ向かってしまうアスリートもいるので、その防止につながればという思いで書いた章です。

第6章 強者の心理

第6章では、私がこれまでに出会ってきたトップアスリートから感じたこと、そしてスポーツ心理の観点から、強いアスリートが持っている心理的特徴を思考とイメージに分けて説明して
います。
強いアスリートの心理的特徴を知ることは、自分のメンタル強化の方向性を定めることにもつながるので、この章は自分自身と重ね合わせながら読んでいただきたいと思います。
この章では、メンタルトレーニングの主な方法についても説明しています。

第7章 心を鍛える習慣

第7章では、メンタルが強くなるのは、そのために適したことを習慣化しているからだということを説明しています。
脳の仕組みから考えても、脳の働きは習慣の影響を強く受けるので、フィジカルやスキルを向上させるトレーニングを習慣化しているように、メンタルを鍛えることも習慣化することが大切だということ、本書のまとめとして書いています。

メンタルの課題を克服して強くなるための一冊

本書は、競技生活の中でメンタル面が不調になったり、不安定になったりしている時に読み返して欲しい内容です。
メンタル面で問題が生じていると感じた時に開いて頂ければ、解決の手掛かりとなることを意識して書きました。
中高生以上なら読んで実践できることが書いてあるので、メンタルコントロールの説明書として活用して頂ければと思います。

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