ジュニアアスリートの競技力の向上と未来につながるメンタルサポート

AXIAには、ジュニアアスリートのメンタルサポートにも力を入れており、小、中学生の頃からサポートを受け始めて日本代表クラスの選手になった人もいます。
年齢は幼いほど競技成績だけにとらわれず、先のことを見越したトレーニングの積み重ねが重要になります。
それはフィジカル、スキル、メンタルのいずれにおいても言えることです。
そのため競技力の向上を目指したメンタルサポートを行いつつも、高校生以上になった時に戦える心の成長を目指しています。
また、競技を離れて別のことに人生の目標が移った時にも活躍できることも視野に入れています。

ジュニアアスリートからの相談内容

ジュニアアスリートからの相談依頼で多いのは、主に下記のような内容です。
ご本人よりも親御様がお子様の様子を見て相談依頼をいただくことが多いのですが、中にはお子様の意思で親御様にコーチングやメンタルトレーニングを受けたいと意思表示をされることもあります。

  • イップス、スランプになっているので、状態を改善して復活のきっかけを掴みたい。
  • 緊張をして力を発揮できないことが多いので、メンタルをコントロールできるようになりたい。
  • 強い相手とは思いきりできるのに、勝てそうだと感じる相手ほど苦戦するようになった。
  • 採点競技で、技を出す時に恐怖心が生まれるようになり、技を出す直前に体が止まるようになった。
  • スポーツに対して、もっと意識を高く持って取り組めるようになりたい。
  • 将来プロを目指しているので、子供の頃からメンタルトレーニングを取り入れたい。

3つのメンタルサポート

ジュニアアスリートにも高校生以上のアスリートにも基本的には下記の3つのメンタルサポートを行っています。

成長のための知識を高める心理教育

心理教育は、アスリートの持っているメンタルに関する知識向上を目的としたアプローチです。
これはコーチングやメンタルトレーニングの中で必要な情報を伝えるという形で行っていくので、講義のような形ではなくコーチングの対話の中やメンタルトレーニングの中で、アスリートの状態や成長過程を見ながら行っています。

アスリートとしての自立を目指すコーチング

コーチングは、主にアスリートとの対話を重ねてアスリートの認知の変化、思考力の向上、行動の変化を促していく試みです。
そのためある程度の言語表現ができるようになってから取り組むことが望ましく、心理教育やメンタルトレーニングを重ねる中でタイミングを見てコーチングに切り替えていくことが多いです。
コーチングで目指すのは、アスリートとして自己管理、自己成長ができるメンタリティを高めてもらうことです。
年齢が上がるほど自分で考え、自分の決断に責任を持たなければならないことが増えてくるので、アスリートとしてはもちろん、1人の社会人としての自立を目指して対話を重ねていきます。

アスリート脳を育てるメンタルトレーニング

私は、スポーツで鍛えられる脳の力が備わっている脳をアスリート脳と呼んでいます。
その脳の力とは、反応力、タイミング能力、ポジショニング能力、グレーティング能力、集中力です。
脳には使った神経が成長するという可塑性という性質があります。
メンタルトレーニングは、この可塑性を利用して競技に必要な脳機能の向上を促していきます。

コーチングの詳細  メンタルトレーニングの詳細  子供の心を鍛える練習日誌

ジュニアアスリート向けEQ向上トレーニング

もし可能ならジュニアアスリートに最初に取り組んでいただきたいメンタルトレーニングは、EQ向上トレーニングです。
心の知能指数と言われるEQは、集中力の維持、目的達成の意欲や計画性、感情のコントロール、協調性などを含む能力であるため、競技力向上のためだけでなく、大人になって仕事をする上でも求められるものなので、スポーツをきっかけに強化を図っていくことが有益だと言えます。
ジュニアアスリートには、EQ向上トレーニングを土台として行った上でコーチング、競技に合わせたメンタルトレーニングに移行していく流れを提案しています。
小学生~高校生対象|スポーツEQトレーニング

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