試合になると力が発揮できないアスリートが抱える呼吸の問題
私のところには「練習ならできていることが、試合になるとできなくなる」、「試合になるとスタミナが切れるのが早い」、「試合中、急に集中力が落ちる」という悩みを抱えたアスリートからの相談が多く入ります。
これらの悩みを抱えたアスリートに試合中の感覚や状態について質問するのですが、呼吸が浅い状態で試合をしていると考えられる自覚症状を持っています。
例えば、地に足がつかない、体幹が弱くなる、肩に力が入る、すぐにバテてしまう、動きのスピードが遅い、球速が落ちる、コントロールが乱れる、気持ちが焦りやすくなる、集中できない、などです。
正しく呼吸ができていないと上記のような問題が生じるのは、呼吸が身体能力にも心理状態にも大きく関わっているからです。
口呼吸になっていて鼻呼吸ができていない
呼吸に課題を抱えているアスリートは、試合中に心の乱れから呼吸が浅くなる人もいますが、大半は日常生活でも口で呼吸をしていて鼻で呼吸をする習慣が欠けている傾向を感じます。
口で呼吸をすると、酸素が浄化されないまま体に入るので体調を崩しやすくなるし、脳や筋肉にも浄化されていない酸素が配給されるのでパフォーマンスにも影響します。
そして、試合中に呼吸が乱れても口呼吸の癖がついてしまっていると、浅くなった呼吸を上手く整えることができません。
呼吸をコントロールすることは、アスリートにとってパフォーマンスを発揮するための必要条件です。
正しい呼吸法を身につけるメリット
呼吸に課題を持っているアスリートは、正しい呼吸を身につけるだけでパフォーマンスが発揮しやすくなったという報告はたくさん入ってきます。
具体的には以下のような事例があります。
- 過緊張にならず試合ができるようになった
- 試合の最後までスタミナが持つようになった
- 集中力を切らさずに試合ができるようになった
- ピンチになっても気持ちを切り替えれるようになった
- 体にしっかりと力を感じられるようになった
- 練習と変わらない記録が出せるようになった
ほかにも呼吸の改善によって抱えている課題が改善した事例はいくつもあります。
なぜ呼吸によってスポーツのパフォーマンスが改善できるのかというと、「呼吸が人間の生命維持活動においてとても重要なもの」なので、それが上手くできていないとパフォーマンスが低下するのは当然であると同時に、上手くできていると体の状態や動きはもちろん、心理状態にも良い影響が生じるからです。
正しい呼吸法を身につける方法
では、どうやって正しい呼吸法を身につけるのかというと、1つは呼吸法のトレーニングを行うことです。
私がコーチングの中で指導させていただき、日常生活の中で練習していただきます。
健康のためにはもちろんスポーツにおいても呼吸をする時には横隔膜という筋肉の働きが重要になるので、その筋肉を鍛えつつ呼吸をする技術を身につけていただく必要があるのでトレーニングが必要になるのです。
そしてもう1つの正しい呼吸法を身につける方法は、睡眠時に369マウスピースを使用する方法があります。
マウスピースによって正しい歯の噛み合わせ、正しい舌の位置の維持を行うことによって、眠りながら体に鼻呼吸を覚えさせていくのです。
マウスピースをしていると口呼吸を行うことができないので、眠っている時に自然と鼻で呼吸するようになります。
この方法は、体に呼吸を覚え込ませながら、スポーツのパフォーマンス発揮に影響する歯の噛み合わせも調整するのでかなりおすすめの方法です。
このページでは、369マウスピースについて後半で説明させていただきます。
アスリートのパフォーマンスを支える369マウスピース
アスリートにとって顎の位置や歯並びはパフォーマンスに影響する重要な要素です。
メンタルトレーニングでも、脳の働きを向上させるということを目的の1つとしていますが、マウスピースも同じ目的でアスリートに提供しています。
人間は歯を嚙む時に加わった力が脳の覚醒、注意、ストレス反応、自律機能、高次脳機能を担う部位に刺激として伝わり、これらの働きに影響を与えると言われています。
これらの脳機能は、コンディション維持やパフォーマンスにも影響していることが考えられるため、アスリートにとって歯並びや嚙み合わせを整えるこメリットがあると考えられます。
369マウスピースとは
369(ミロク)マウスピースとは、グリーン歯科医院 院長 大橋真龍先生が開発した特許取得のマウスピースです。
通常のマウスピースと違って歯型を取ることなく、顎の大きさを問わず使用できるようになっています。
なぜなら、理想的な歯並びは大人も子供も変わらないため、歯型を取る必要はなく6歳児から同じサイズのものを使用することが可能となっているのです。
369マウスピースは特殊構造によって、歯並びケアとしての役割はもちろん、いびき・歯軋りの抑制、体の軸の調整、鼻呼吸への誘導などが行えるのですが、これらの要素がアスリートのコンディショニングとパフォーマンスアップの可能性を感じて提供しています。
以下の写真はマウスピースを使用した人の歯並びと顎の位置の変化です。
369マウスピースの特徴
- 歯科医が開発した特殊な形状で特許を取っている
- 型を取る必要がなく購入後すぐに使える
- 6歳以上から使用できて1つのサイズのものを使い続けられる
- 睡眠時に使用する
噛み合わせとパフォーマンス
力の出力
上下の歯が嚙み合わさると、その情報は運動野に届き力の出力に影響を与えます。
噛み合わせが良いということは、自分の筋力を十分にパフォーマンスに活かせると考えられます。
姿勢と重心の安定
歯の噛み合わせが正しくできていることは姿勢と重心の安定にもつながります。
歯を噛む際に働く咬筋という筋肉がありますが、これは体のバランスが崩れそうになる時に反射的に平衡感覚を保とうとする抗重力筋としても働きます。
396マウスピースは、使用することで姿勢と重心の安定を生むことが実証されています。
以下の写真をご覧いただくとマウスピース着用後に重心が体の中央に整っていることがわかります。
※写真をクリックしていただくと拡大されます。
判断力と集中力の向上
歯の噛み合わせは、脳の高次脳機能の活性化にもつながると言われているので、判断力や集中力が向上する可能性があります。





