スランプで悩んでいるアスリートへ

コーチングでは、『私はスランプかもしれない』と悩んでいるアスリートの話を聴くことも多いです。
スランプは、目的を持ってスポーツに取り組んでいると誰でも陥る可能性がある状態ですので、スランプだと思い悩んでいる人も多いのだと思います。

テニスのバックハンド

スランプだと感じた時、自分なりに克服しようとして取り組めば克服できることもあるのですが、場合によっては長期化することもあります。
スランプも技術的なことだけではなく、心理や脳が関係している場合は多いので、スランプの克服はメンタルトレーナーにご相談下さい。

スランプの分析と悪循環の阻止

自分がスランプだと悩んでいる場合、まず大切なのはスランプの原因の分析です。
別の言い方をするとスランプと真正面から向き合うことが大切なのです。
スランプが長期化する理由は、スランプに陥って焦りや不安、気分の落ち込みが生じて心理状態が悪くなることであるため、まずはスランプの原因を突き止めて調子が戻るための兆しを感じることが必要だからです。

正直、多くのスランプは技術的な原因よりも心理的な原因の方が深刻なのですが、それは心理的な問題が技術にも影響を与えてしまうからです。
スランプの原因の分析は、スランプが克服できない悪循環を生み出している心理的原因を取り除くことにもなるので、コーチングでよく話を聴かせてもらって一緒にスランプの内容を分析していきます。

スランプは成長のタイミングかも知れない

スランプに陥ると多くの人は過去の状態に戻ろうという努力をしますが、それでは克服できない場合もあります。
それは、スランプだと感じている現在の状態がある原因は、周囲の成長や相手からの対策によるものであったり、環境の変化によるものである可能性があるからです。

その場合、過去の思い出にすがって克服をしようとしていたら的外れな対策をしていることになってしまいます。
もしかしたら、自分はスランプだと感じている状態は、新しい技術の獲得や運動能力の強化が求められている段階なのかもしれません。
スランプだと感じている状況の中に、アスリートとしての成長のきっかけが隠れていることもあるので過去の自分に囚われないことも大切なのです。

そもそも調子は不安定なもの

スランプに陥る原因の多くは、少し調子が落ちかけた時にその状態を過剰に悲観したり、あれこれとフォームを修正して見たりして悪循環に陥ってしまうことです。
パフォーマンスの質は、不安定な精神状態の影響を受けるのである程度は調子の波が生じるのは仕方がないことです。
それに加えて、相手の成長や対策を練られるなどの原因も加わって成績が出なくなることもあるのです。

そのため、アスリートは安定した自分なりの習慣や基準を持っていることが必要なのです。

安定した習慣とは
安定した習慣とは、ルーティンのことです。
これは特定の動作だけのことを指すのではなく、日常の生活の仕方も含めた行動をルーティン化してどんな精神状態の時でも行動だけは安定化させておくというものです。
その中の一つとして、プレーの前に行うルーティンなども含まれます。

安定した基準とは
安定した基準とは、自分の自信やモチベーションを保つための指針としてこだわる技術や動作のポイントや成績のことです。
例えば、イチロー選手を例に挙げると、打率ではなく安打数を意識しているというものがあります。
それは、打率は日によって上がったり、下がったりするので、1本づつヒットの数を積み重ねた数字である安打数を意識していた方がモチベーションが保たれるからだそうです。
自分の精神状態を、どのようにしていい状態を保つかという点において他人やメディアが注目する打率ではなく、自分で決めた基準である安打数を意識することで安定させていることは、他人の評価に振り回されないということでもあると思います。
アスリートは、このような安定した自分なりの基準を持っていて精神状態を安定させるのだという自立心が求められるのです。

スランプに関するまとめ

スランプの克服は、コーチングによる心理的成長が早めてくれます。
スランプから抜け出せない時は、抜け出せないような自問自答を繰り返していることが多いので、話を聴いてもらい、知識を身に着けてアスリートとしての自分を支える基準や価値観を作っていくことが必要です。
スランプになっていると感じたらコーチングをご利用下さい。

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