昨日、メンタルトレーニングをしている時の脳波を測定してました。
結果は、下記のようになっています。

まず、簡単に図の見方を説明します。
上下で脳波やグラフなど同じような情報が並んでいますが、上が右脳の測定結果で、下が左脳の測定結果です。
上段と下段の中間には、右脳と左脳の脳波の波形が同調すると青くなるようになっています。

図の左から3分の2を占める部分は、の赤いギザギザの線は、脳波の波形です。
心理状態によって違った波形になります。

図の右には、棒グラフが表示されていますが、これはどの脳波がどれくらい出ているかを表しています。
ピンクがベータ、黄色がファーストアルファ波、緑がミッドアルファ波、水色がスローアルファ波、青色がシータ波です。

簡単に説明すると、焦ったり、興奮している時には棒グラフの右側が高くなって、リラックスしたり、眠くなっている時には左側が高くなります。
心理状態によって、5つの脳波のバランスが違ってきます。

 

 

今回の測定で注目したい点は、瞑想、ビジョントレーニング、イメージトレーニングと、トレーニングによって全く違う脳波の表れ方になっているという点です。
さらに真ん中のビジョントレーニングは、眼を活発に動かしているのにリラックスやまどろんでいる時に量が増えるシータ波が多く出ているという点です。

 

メンタルトレーニングによって脳のどこが活性化しているかによって脳波の出方が変わるのだということは、脳の各部位の役割と測定結果を照らし合わせると推測できるのですが、スポーツをする時に理想的なメンタルになるには、どのようなトレーニングの組み合わせが適しているのかということは、さらに追及していく必要があると感じています。

 

今後は、脳波測定器があるので、客観的にそれぞれのメンタルトレーニングを行った時の効果を見ていけるので、より精度の高いトレーニングの提供ができるようになるのではないかと思っています。

 

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