試合に勝つための心の準備

2019年のインターハイで東洋大姫路高校の剣道部が3位になった年は、インターハイ予選の前からメンタルリハーサルの指導をしました。

メンタルリハーサルとは、試合で起こりうるさまざまな状況を想定した練習をすることにより、実際の試合の中で何が起きてもメンタルの安定を保てるような準備をする練習法です。

人間は、プレッシャーが大きくなる場面でも一度経験をしていると動揺が少なくなります。
また、厳しい状況になることへの心構えをしておくことも、実際に想定した状況が訪れた時にメンタルの安定につながります。

メンタルリハーサルは、大きく分けて2つの方法があります。

イメージトレーニングとして行うメンタルリハーサル

1つの目のメンタルリハーサルの方法は、さまざまな試合展開をイメージして心構えや具体的な対策を考えるという方法です。
また、大舞台や試合の重要な局面で自分がどんな心境になるかなどもイメージしておくことで、実際に同じような場面になった時に自分の心境の変化を感じて動揺しないようにしておくという効果もあります。

この方法は、現実に起こりうる場面を思い浮かべた時に緊張感や高揚感、または焦りや不安などが感じられるほど具体的にイメージすることでトレーニングの効果が高まります。

実践練習としてのメンタルリハーサル

2つ目の方法は、実践練習の中でさまざまな試合展開をセッティングするという方法です。

具体的には次のような例があります。
野球ならランナーを背負っている状態やチャンスで自分に打順が回ってきた状態。
サッカーなら先に点を取られた状態や1点リードで試合の終盤を迎えた状態。
剣道なら、先に1本を先取された状態や団体戦のさまざまな試合の流れを想定する。
陸上競技なら、その日の天候、レース展開を想像する。

他にも競技によっていろんな想定ができると思います。
自分が取り組んでいる競技に合わせてさまざまな実践練習を想定してみて下さい。

この方法は、具体的な設定に基づいて体を動かすことになるので、試合に向けての心の準備としてより高い効果が期待できます。
実際に身体を動かすので、試合展開に合わせてどう対処すればいいのかということも記憶として残りやすいと言えます。

自分の心の中で想定する

実践練習としてのメンタルリハーサルは、実際にさまざまな試合の展開を設定して行う方法ですが、練習の中で自分の心の中で試合展開を想定して行うことも可能です。

いつも行っている通常の練習の中で、『今はピンチを迎えている』、『リードをして試合の終盤を迎えている』など、勝手に心の中で設定を作る方法もメンタルリハーサルになります。
この方法だと、練習の中でいつでもメンタルリハーサルを行えるので是非取り入れて欲しいと思います。

まとめ

試合に強くなるための条件として『経験』があります。
その中でも心理的な経験として、強烈な緊張感を味わった、観客の声援で興奮した、大舞台で勝利して歓喜した、反対に大事な試合で負けて悔しさを味わった、というものは全て強くなるための財産になります。

しかし、実体験ができる機会はそう多くありません。
また、年齢が若いアスリートほど経験は少ないので、試合の中で心が動揺する可能性は高くなります。

メンタルリハーサルは、イメージや実践の想定によって仮想の体験をする方法です。
何の心の準備もせずに試合の臨むのではなく、メンタルリハーサルと取り入れてさまざまな状況に対応できる感覚を持って試合に臨むことを心掛けてみて下さい。


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