朝原宣治さんの競技力の秘密に迫る
5月4日に北京オリンピック銅メダリストの朝原宣治さんとトークショーを行いました。
4月にオープンしたもりのみやキューズモールBASE内に朝原さんが所長をつとめられているアスリートネットワークラボという身体のケアをしてもらえるお店があるのですが、そのお店を多くの方に知っていただくという目的も兼ね、トークショーをしようということになり、声をかけていただきました。
簡単な打ち合わせだけで本番を迎えたので、トークショーの中での朝原さんお話は新鮮で、私自身がトップアスリートの心理や習慣を学べて、緊張しつつも楽しむことができました。
朝原さんの体験やその中での心理を、メンタルトレーナーの私が掘り下げたり、解析するという形だったので、参加者の方に日常で活かしてもらえるような伝わり方をしたのではないかなと思います。
せっかくなので、私自身が印象に残った点を幾つかシェアしたいと思います。
アスリートはもちろん、それ以外のブログを見ておられる方にも役立てていただけるといいな思います。
・親子関係でも、高校時代の競技経験でも、何かを無理やりやらされるということが なかったため自分で考え、決断する習慣が身についた。
・中学時代は、厳しいクラブに所属していて厳しい練習を強いられたので、自分を 追い込まなければならなくなった時に追い込むことができた。
・オリンピックを目指すと決めてからは、それまでの悪い習慣を完全に断ち切って、 オリンピックに出場するために必要だと思う生活を習慣づけた。
現役を退いた今でも、その習慣を意識せずある程度継続できている。
・自分自身のことは信じていたが、指導者の言うことは内容を聴き分けて、自分に 必要なことだけを取り入れていた。
・初めてオリンピックに出た感動が、次のオリンピックへのモチベーションになった。
・年齢を重ねた時に、一瞬の爆発力を維持するために、集中力を高めて心と体を一致 させて力を発揮する練習メニューを取り入れた。
上記のことは、脳科学や心理学的にも理に叶っている点が多く、スポーツ指導はもちろん、子育てなどにも参考になるエピソードでした。
トップアスリートのこのような体験談は、アスリートはもちろん、仕事や子育てのためになる貴重なものだと感じました。
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