さまざまなアスリートの話を聴いたり、アスリートが書かれた本を読んだり、アスリートが出ている番組を見ていると、競技レベルの高い選手の中には以下のようなことをいう人がいます。

「結果が出ないのをメンタルのせいにするのはスキルを磨いていない言い訳だ」
「スキルを追求していれば、メンタルが崩れることはない」
「自分はスキルに自信があるから、メンタルに不安を感じることはない」

私は、上記のような感覚を持っているアスリートがいるのは当然だと思っています。

それは、試合でのパフォーマンスを支えるスキルとメンタルは、お互いを補完し合う関係だからです。

自分のスキルへの理解が高い選手は自分を見失わない

本当にスキルに自信を持っている選手は、自分の技術を明確に言語化できるという特徴があり、多少技術にずれが生じても微調整をしてスキルを安定させたり、調子が悪い時は調子が悪いなりに対応できるほど、自分のスキルに対する理解を持っています。

そのため、試合中にメンタルが弱い選手なら不安になったり、思考が整理できなくなる場面でもよく考えてその状況を乗り越えることができ、それができるという感覚があるため、メンタルが不安定になりにくいのです。

また、スキルが高い上に自分のスキルの特徴をよく理解している選手は、常に考えながら練習をする習慣を持っています。
練習から、常に何をすべきかを選択する癖がついているため、試合中に苦しい場面や難しい場面になっても自然とその中でのベストが何かを考えて選択するために思考が働くので、感情のブレが生まれにくいのです。

スキルが高い、フィジカルが強いのにメンタルが弱い選手

アスリートの中には、スキルがとても高い、またはフィジカルがとても強いのに試合になるとメンタル面での脆さが出てしまい、良いパフォーマンスを発揮できないという選手がいます。

その選手は、運動能力は高くても自分のスキルに対しての理解は弱いことが多いです。
自分がどんなスキルを持っていて、それはどんな練習によって支えられているのか、何を意識していればそのスキルが発揮できるのか、自分の弱点は何なのかなどについて理解が弱いために、試合で思うように行かない時に何をすべきかを考えて選択するより、現状への苛立ちや不安が心を支配してパフォーマンスが乱れることが多いのです。

メンタル面で弱点を持つ選手は技術も不安定

上記のことから言えることは、メンタルが弱いと感じている選手は、スキルへの追及も甘いことが多いということです。

さらにメンタルというと感情という認識を持っている人が多いかもしれませんが、思考や習慣もメンタルを構成する要素の一つで、スキルの追求が甘い選手は考え方に甘さがあり、その結果として習慣も乱れやすいというメンタルの弱さを持っていることが多いのです。

そのため、思考の甘さがあり、アスリートとして良い習慣を維持できない選手がメンタルトレーナーのサポートを受けることで、練習の質があがり、自分のスキルに関する理解も深まり、パフォーマンスが安定することも多いのです。
メンタルの安定を図ることで、結果的にスキルが向上して、スキルが向上したことによって試合中の感情のコントロールができるようになるという点でメンタルが強くなるという流れが生まれるのです。

不安がり、神経質な選手はパフォーマンスが乱れやすい

競技には真剣に向き合っていて、練習もしっかりとしているけど、試合になると時々信じられないほどパフォーマンスが低下するアスリートがいます。

そんな選手は、不安がり、神経質という特徴を持っていたり、人との交流を負担に感じやすいという特徴を思っていることが多いです。
そのため、スキルはとても高いのに、些細なことがメンタルを乱してしまって、パフォーマンスが乱れるということが起きてしまうのです。

このようなタイプの選手は、自分の性格的な特徴と上手く付き合える方法を身につけることが望ましいと言えます。
不安がり、神経質という特徴が無くなるわけではありませんが、感情の乱れをできるだけ少なくすることは、メンタルをコントロールするための知識と方法を身につけることによって可能になります。

まとめ

アスリートのパフォーマンスを支えるスキルとメンタルは、どちらが重要ということではなくお互いを補完し合う関係なので、試合で自分の力を発揮できないと感じている選手は、自分に合わせたメンタルサポートを導入することが望ましいと言えます。

実力はあるのに力が発揮できていない選手には、スキルとメンタルがそれぞれの安定を補完し合う関係になっていない可能性が高いので、メンタルトレーナーのサポートを受けてパフォーマンスを支えるメンタルを作っていくことを提案しています。

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