今回は、私のLINE公式アカウントに登録してくださっている方からの質問に対する返答です。
質問者の情報を守るため、質問の内容は必要な部分だけを公開しています。

アスリートのための気持ちを切り換え方

質問の内容

Q.気持ちをうまく切り換える方法が知りたい

野球選手より

A.気持ちを切り換えるいうのは、ミスをした後という試合の中で瞬時に切り換えが必要な
場合と、敗戦の後に日々の練習の質を落とさないためと次の試合に影響が出ないように
気持ちを切り換える必要がある場合があると思います。

試合中の気持ちの切り換え方

まずは、試合中の気持ちの切り換えについてです。

心の中で、『同じミスをしたくない』、『またミスをしたらどうしよう』というミスをすること
をイメージ化してしまいそうな観念が生じた時に、次のプレーにそのイメージを引きずらない
ために必要な気持ちの切り換えです。

これは、観念が脳内でイメージを作り、そのイメージを手掛かりに脳は体にどのように動けと
いう命令を出すので、上記のような観念が生じてもその後すぐに、したくないこと、起きてほしく
ないこと、を願ったままにしておくのではなく、具体的に自分がすべきことが何かを自分自身に
言い聞かせる必要があります。

脳の防衛本能の働きが、同じ失敗を繰り返したくないという願望をつくり、その願望がイメージ化
されてしまうと、そのイメージを手掛かりに動きが始まってしまいます。
そうならないように、具体的に自分がどうするかという意思を心の中ではっきりさせるが必要で、
その意思を頼りにパフォーマンスのイメージを作ることが大切です。

これを試合中実行するには、日ごろの練習から一つのプレーの後にすぐに次のプレーのイメージ
を作り準備をするということを継続して、してはいけないことではなく、自分が望むプレーをする
という意思を心の中で明確化する癖を作る必要があります。

敗戦後の気持ちの切り換え方

次は敗戦後の気持ちの切り換え方です。

敗戦後は、悔しい思いや情けない思いに心が囚われて自尊心が低下してしまうこと、根拠もないのに
自分以外の人に敗戦の責任を見出そうとしてしまうことを防がなければなりません。
悔しい思いや情けないという思いが生じることは仕方がないのですが、人は負の感情が強くなると、
無意識にその理由探しをしてしまいます。

その理由探しの際に、自分のダメなところを探すことでモチベーションが低下したり、負けた言い訳
を探すことで本当の原因を見ないようにしてしまうと、次の試合に対して改善点の修正ができないまま
臨むことになり兼ねません。

敗戦後は、悔しい思いや情けない思いが生じるかもしれませんが、まずは客観的な敗戦の原因を探す
ことです。
そして、もし自分にその原因がある場合は、次までにどんな準備をすれば良いのかに意識を向け、
その準備をすることです。
もし、自分に敗戦の原因がなければ、次もいいパフォーマンスができるように準備を始めるだけです。

敗戦後に気持ちが切り換えられない人は、クヨクヨ考えて自分を責めてしまう傾向が強いので、
モチベーションが低下したり、次の試合への不安が増加してしまいます。

客観的な事実に目を向けることが苦手な人は、感情と事実を切り離すことが苦手で、負けた時に生じた
感情を引きづりやすいので、日ごろから事実を明確にして、事実を基準に次に試合に向けどんな準備を
するのかを考え、実行する癖を身につけてください。

人間の感情はさまざまな理由で不安定になりやすいものです。
理由があれば、感情に変化が生じることは仕方がないので、どのような感情の変化が生じたとしても、
自分が試合に向けて行う準備という行動に変化がないようにすることが大切です。

気持ちの切り換えとは、無理にネガティブなの感情を押し込めてポジティブなことを考えることではなく、
どのような感情であったとしても必要なことを行うという意思にブレがないようにすることです。
気持ちを切り換えるというよりは、意識を向けるべき対象に向け直す癖を身につけるというイメージで
捉えましょう。

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