昨日は、先日放送されたジャンクスポーツの3時間スペシャルを録画していたので、それを見ていたのですが、プロゴルファーの石川遼選手はもしかしたら環境から受けた刺激に影響を受けやすいタイプなのかなと感じました。

ジャンクスポーツの中での一言に注目

人間の脳は、環境からの刺激を受けて反応することで環境にアプローチします。
スポーツなら、練習という環境なら緊張はしなくても、試合という環境なら緊張感が高まり、それによって質の高いパフォーマンスを発揮するという形、もしくは低下したパフォーマンスを発揮するという形で、環境から受けた刺激を反応として返します。

ジャンクスポーツの中では、バンカー高跳び選手権というバンカーショットで高い壁を越えてボールをカップに入れるというゲームが行われたのですが、この中で石川選手が環境から影響を受けやすいのかなと感じたのです。

 

このゲームでは、最後に石川選手がバンカーショットを打つ前に、何名かの選手がボールが壁を越えられないという失敗をしていたのですが、石川選手はボールが壁を越えたけど強く打ち過ぎるというミスをしてしまいました。

そのあと、「ショットを打つ瞬間に自分の前に失敗した人のイメージがよぎった」ということを言っておられました。
番組のゲームなので、何となく言った言葉なのかもしれませんが、プレー時に他人の失敗の影響を受けてミスのイメージが浮かんのだとしたら、もしかしたら普段のプレー時にも同じようなことが起きているかもしれません。

脳は自分と他人を区別しない

実は、脳は自分と他人を区別しないという特徴があります。

思考レベルでは他人が行ったミスだと思っていても、そのミスを見て自分も同じようになら内容にしようと意識してしまうと、脳が体にどう動くのかという命令を送る直前に作る運動
の手掛かりとなるイメージは、失敗をする動きをしているものになってしまいます。

脳は、物事を自覚して思考している部分は、自分が今考えていることは誰のことが自覚しているのですが、脳の奥の方は自分のことか、他人のことかを区別できていないと言われています。

その脳の特徴を知って対処したのがタイガーウッズです。
タイガーウッズは、ある試合で優勝を決めるパットの際にライバル選手が先にパットを打つのを見て、心の底から『全体に入れろ』と願い、その選手のパットがが成功するイメージを描いていたそうです。

結果的にライバル選手はパットを外し、そのあとパットを決めたタイガーウッズ選手が優勝を決めたそうですが、これは相手の成功を具体的にイメージしたことによって、自分がパットを打つ時も脳が成功のイメージを描きやすくなっていた可能性があります。

 

石川選手の場合は、タイガーウッズ選手とは反対で、他人のイメージを見て自分も同じようになったら嫌だなと思いつつ、他の選手の失敗を脳に焼き付けてしまったのだと思います。
そして、自分がショットを打つ時に失敗はできないという思いが脳内に失敗のイメージを描かせることになり、ボールを強く打ちすぎるという結果になったのかもしれません。

 

負の感情に共感しやすい選手

私は、石川選手は非常に共感力の高い人なのではないでしょうか。
そのため、日頃から人の気持ちを察して優しく接することができる人なのではないかと思います。
今、男子ゴルフの選手会長として、ファンの増加のために尽力されているようですが、ファンが何を求めているのかを感じることができているからこそ、ファンが何を求めているのかを感じて動くことができているのではないかと思うのです。

しかし、共感力が高いからこそ、他人のミスがミスをする場面を見て自分も同じようになったら辛いだろうと想像してしまい、無意識にミスのイメージを描いてしまうのではないかと思うのです。
石川選手は、これまでに素晴らしい成績を残してきた選手ですが、もしかしたらご本人の中で調子が崩れている時などは、何らかの刺激が影響して自分が良いプレーをするイメージが作れていない時なのではないかと思います。

石川選手のことについては、あくまで番組内での発言とプレーをもとにした想像ですが、環境から受ける刺激によって自分が良いプレーをするイメージを作ることが難しい人はいます。
もし、自分がいろいろな出来事に心が囚われやすく、何かをきっかけに不安や迷いが生じやすいという自覚があるのなら、良いプレーのイメージを保つ方法や悪いプレーのイメージを引きずらない方法を学んだ方が良いかもしれません。

 

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