実践!メンタルトレーニング

アスリートは自身の成長を求めてフィジカルやスキルを高めるトレーニングを習慣化していますが、メンタルを向上させるための取り組みを習慣化できている人は多くありません。
自分の競技力を高めるためにメンタル面の成長への取り組みが盲点になっている人がほとんどです。
『スポーツで勝つためにはメンタルは重要だ!』と認識している人は増えているように感じますが、メンタルを習慣によって向上させるものだという認識は弱く、一時的な取り組みで終わってしまう人の方が多いのです。

メンタルの強化が必要だと思って取り組み始めても、一時的な取り組みで少し結果が出ると自分が成長したような気になって止めてしまう人は多く、これはとてももったいないことだと感じています。
私はアスリートに対して、メンタル強化の取り組みは習慣化することが望ましいと伝えているのですが、1回のコーチングの中で説明できることには限りがあり、アスリートも1度聞いただけのことをしっかりと理解できる人は稀なので、いつでもメンタルトレーニングの方法を確認してもらえるように電子書籍を作りました。

今回の記事は、その電子書籍を活用してもらう人に向けて、なぜメンタル面での成長は継続的な取り組みが必要かを伝えるために書いています。
アスリートとして競技力を高めるためにぜひ知っておいて欲しい内容なので読んでみてください。

モチベーションに頼らないメンタル強化

アスリートから「モチベーションを高めるにはどうすれば良いですか」と聞かれることがあります。
この質問をしてくるアスリートは、モチベーションがあれば自分はやるべきことを継続して取り組めるのにという発想なのだと思いますが、モチベーションに左右されて習慣が乱れてしまうようでは競技力を高めるのは難しいでしょう。

トップレベルのアスリートやトップレベルになる前の10代のアスリートからモチベーションについて質問を受けたことはありません。
トップレベルの選手ほど、自分のモチベーションに頼らない自己管理の習慣を持っていて、その中でメンタルを安定させるための習慣も組み込まれていることが多いです。
メンタルに関する専門的な知識は無くても、本人が自発的にやっていることがメンタル強化という視点からも理にかなっているのです。

なぜメンタルを成長させるためにはフィジカルやスキルのトレーニングのように習慣化する必要があるのかというと、人間の心の働きは習慣によって変化する部分も多く、その変化をもたらすための取り組みがメンタルトレーニングだからです。

メンタル強化のカギは脳の可塑性

メンタルトレーニングは、脳の可塑性という性質を利用して心の働きに変化を促して、望ましい働きを定着させるための取り組みです。
可塑性は「刺激 × 反復 × 休息」で神経回路が強化される仕組みだと言えます。
刺激とは、脳の神経回路の働きを促すもので、脳に刺激を与えることを休息を交えながら繰り返すことで神経回路が育っていくのです。

その結果、プレッシャーのある中でパフォーマンスが発揮できるようになったり、ピンチでも慌てなくなったり、相手の動きに対する予測力が身についたり、練習の習得度が高まったりといろいろな成長が見られるようになります。
わかりやすく言うと、筋肉に一定の刺激を与えることを休息を交えながら繰り返すことで筋繊維が成長して、パワーやスピードが増すのと似ています。

単発のトレーニングの効果は一時的。可塑性は“回数”で配線を変える

メンタルトレーニングを継続して行った方が良いのは、一時的な刺激だけでは脳の神経回路の変化は維持されないからです。
何度も同じ刺激を与えて、神経回路が刺激に対して何度も繰り返して反応することでその働きが定着していくため、メンタルトレーニングは習慣化が必要なのです。
でも、メンタルトレーニングは負荷が大きいわけでもなく、地味なものが多いのでフィジカルトレーニングのように「これだけ疲労感を感じるなら強くなれるかも」という期待感やスキルトレーニングのように「難しい技術を習得できた」という達成感がないため、競技力が高まるという実感が得られにくいことが継続できない人が多い理由でもあると思っています。

継続するためのコツは他の習慣と結びつけること

家でもできる基礎的なメンタルトレーニングは、大掛かりな道具や広いスペースは必要ありません。
自分の体一つで行うことができるものが多いので、継続するためには生活の中に組み込むことができます。

例えば、メンタルトレーニングを継続している選手は以下のような方法を取っています。

  • お風呂に入っている時に行う
  • 朝起きた時、夜寝る前に行う
  • ウォーミングアップに取り入れる

日常の中で習慣化されていることを行う際に一緒に行うようにすると継続率が高まります。
慣れるまでは忘れてしまうこともありますが、上記のタイミングで行うようにしておくと完全に止めてしまう可能性も低くなります。

家で継続できるメンタルトレーニング

この記事は電子書籍を買っていただいた人にメンタルトレーニングを継続して活躍してもらいたいと思って書いています。
私が『実践!メンタルトレーニング』という電子書籍を書いたのは、家でも継続してできるメンタルトレーニングの方法とその裏付けとなる知識を知ってほしいと思ったからです。
これに書かれている内容は、理論だけでなく私がこれまでサポートしてきたアスリートの成長、活躍につながったという実績もあるものなので、自信を持ってお伝えできるトレーニングを紹介しています。
基礎的なメンタルトレーニングは、地味で効果が出ている実感を得るには時間が掛かることもありますが、継続して行う価値があるので、この記事を読んだ機会に始めてほしいと思います。

1人でも多くのアスリートが実力を発揮できる競技人生を歩み、そこから次の人生にもつながる経験をしてほしいと思っていて、家でもできるメンタルトレーニングを理論から学んでもらえる電子書籍を書きました。
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アスリートのコーチングをする中で、中高生のうちから思考力を高める取り組みをしていることが競技人生の支えになると感じてこの書籍を書きました。

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