今回の記事は、前回の記事と合わせて読んで下さい。

前回の記事 力が発揮できた時の感覚を再現したい!

力を発揮する準備としてのメンタルトレーニング

私は常々、サポートさせていただいているアスリートには、メンタルトレーニングは継続することが重要だと伝えています。

試合で力を発揮するためには準備が必要です。
ウォーミングアップは、体に戦うための準備をさせるための行動ですが、脳にも闘うための準備が必要で、その方法としてメンタルトレーニングが役立ちます。

試合前にメンタルトレーニングをすることによって、脳は試合に向けて下記のような準備をすることができます。

力を発揮するための脳のコンデション
  • 緊張感を保ちつつ、冷静な判断ができる状態
  • 目の前の現実に意識を向け、状況の変化を予測し続けることができる状態
  • 不安や迷いが浮かんできても、それに囚われていない状態

 

脳のウォーミングアップとしてのメンタルトレーニング

実は緊張も脳が試合に向けての準備に入っている状態です。
人間の脳は、何らかの刺激を受けることで、刺激に対する反応が生じます。
今から試合が始めるという状態は、脳にとっての“刺激”であり緊張するというのは“反応”です。
試合を控えている時は、既にその状況自体が刺激になっているため、誰でもある程度緊張します。

ただ、緊張というのは自分が意図的に行っている準備ではないので、場合によっては緊張しすぎたり、十分な緊張ができなかったりすることもあります。
そのため、試合で力を発揮できる緊張状態を生み出すためのコントロールが必要となります。

緊張状態をコントロールすることはメンタルトレーニングの目的の一つで、呼吸法やビジョントレーニングなどはそのための手段です。
メンタルトレーニングは、脳にとっての戦うためのウォーミングアップでもあるのです。

呼吸を整えたり、眼球を動かすことは、意図的に脳に刺激を与えることができる動作です。
この動作は、力が発揮できる脳の状態を作る準備です。
呼吸をしたり、目を動かしたりすることは、自律神経の働きが整い適度な緊張状態が保てたり、目から入ってくる情報によって脳の情報処理能力が高まることで、脳が力を発揮できる状態になっていきます。

メンタルトレーニングの継続が効果を高める

試合前の脳の準備として活用できるメンタルトレーニングですが、試合前だけ行っても効果はありません。
日頃からトレーニングを継続していくことが必要です。

日頃からメンタルトレーニングを行うことで、脳が刺激に対してスムーズに反応するようになります。
脳は、繰り返し与えられた刺激に対して、この刺激の時にはこのような状態になると記憶していきます。
そうすると、刺激を受けてから反応するまでの時間が短縮されたり、弱い刺激でも反応するようになったりします。

筋肉は鍛えることによって筋繊維が太くなって大きな力が発揮できるようになりますが、脳は、脳内のネットワークが強化されることにより、メンタルトレーニングの効果が表れやすくなったり、情報処理速度が上がります。

メンタルトレーニングも、フィジカルやスキルのトレーニング同様に継続して行うことでパフォーマンスを発揮するための発達につながっています。
そのため、メンタルトレーニングを日ごろから継続することを提案しています。
アスリートとしてレベルアップをするためにメンタルトレーニングも習慣化してみて下さい。

書籍紹介
サポートしているアスリートに実際に伝えていることをまとめた書籍です。
オリンピック出場、世界大会出場、日本一、日本代表選出、インターハイや全国大会入賞などの成果を出している選手達も実践していることが書かれています。
実力を発揮するためのスポーツメンタル実践法
メンタルノート
競技生活はもちろん、引退後のキャリアにも必要となる心の力を身に着けることができるノート。
練習日誌として使うことで目的設定、習慣確立、自己洞察などの力が身につく仕組みになっています。

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