何故、力が入らないようになってしまうのか
アスリートの相談の中には、腕や足に力が入らないというものがあります。
ケガをしているわけでもなく、筋肉を鍛えていないわけでもないのに、ある時から急に力が入らないと感じるようになることがあります。
その結果、下記のような状態が生じてきます。
・投げる時にボールが上手く握れない【野球】
・ラケットがしっかり握れず、ボールの勢いに負けてしまう【テニス】
・拳に力が入らず、突き(パンチ)の勢いがなくなっている【空手、ボクシング】
・肚(丹田)に力が入らずに重心が浮いてしまう【柔道】
・足腰に力が入らずに演技をすることが怖いと感じる【器械体操】
ストレスによって力が入らなくなるのは、筋肉が弱っているわけではありません。
練習量やフィジカルトレーニングの量が極端に減らない限り、急に筋肉量が減って筋力が落ちるということはないからです。
ストレスが原因という場合は、ストレスによって脳が疲労しているため、脳からの命令が神経を伝って筋肉に伝わるという機能が上手く働いていないため力が入らないという現象が起きるのです。
もし、力が入らないということで悩んでおられる場合は、心理的なストレスが原因であるかもしれません。
ストレスケアのためのコーチング
ストレスが原因で力は入らないという場合は、ストレスが解消される必要があります。
そのためには、どのようなストレスを抱えていて、それが解消されるには何が必要かが分からければなりません。
メンタルトレーナーでも、ストレスと心身に表れる症状について詳しい人に相談することが望ましいと言えます。
話を聴いてもらうだけでストレスが緩和されたり、解消されて状態が良くなる場合もありますが、ストレスや脳のメカニズムについて専門的な知識がないと話を聴いた時に見過ごしてしまう問題もあるので、メンタルトレーナーがどんな知識を持った人かをよく確認してみて下さい。
AXIAでは、アスリート向けにストレスケアを重点に置いたコーチングを行うこともあります。
力が入らない、やる気が起きない、自信がなくなったというストレスが関係する悩みの相談にも対応させて頂きます。
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