セルフコーチングとは

セルフコーチングとは、自分の心と行動をより良い方向に導くための思考方法です。
スポーツやビジネスでの目的達成、人間関係の維持や円滑化にもつながる人生を豊かにするための心理的な技術です。

セルフコーチングを身につけている人は、悩みを解決するため、課題を乗り越えるため、自己実現を目指すためなどに活用しています。

この記事では、中学生から大人まで実践できるセルフコーチングのポイントについて説明しているので、ぜひ活用してみて下さい。
では、セルフコーチングの方法を一つずつ説明します。

ビジョンと現状を確認するための3つの視点

セルフコーチングの1つの視点は、ビジョンと現状確認です。
ビジョンと現状確認は、地図で言うと目的地とスタート地点、目的地に向かうための手段や資金を確認することです。

セルフコーチングと聞くと難しいことだという印象を持つ人もいるかも知れませんが、日常の中で何気なく行っていることと類似している部分も多いので、意識をすれば誰でもセルフコーチングの方法を身につけることが可能です。

1.目的と目標設定

セルフコーチングは、まず自分の目的と目標を設定すると実践しやすいです。
それは自分の行動の評価をする目安ができるからです。

目的

絶対に達成したいこと、自分の使命だと感じていること、このために生きていきたいと思えること、など。

目標

目的を達成するまでの過程にあると考えられる通過点。
目標の達成については、達成する条件や期限は柔軟であった方が良い。
なぜなら、最終的に達成すべきは目的であり、目標のすべてを達成しなくても目的が達成することはあるから。

例えば、全国大会優勝が目的だった場合、地区予選も優勝することを目標とした場合。
全国大会の出場資格が2位以上だったら、地区大会優勝という目標が達成できなくても、全国大会優勝という目的を達成できる可能性がある。

そのため、地区大会で2位だった場合にモチベーションや自信の低下を起こさないために目的達成の可能性を残しているなら、目標達成の評価は柔軟であった方が良い。

2.行動計画を立てる

行動計画とは、目的と目標を達成するためには、どんな行動を継続するかという計画です。
行動の内容や実行する時期などを明確にして、それが実行できているかを評価して必要であれば行動を修正することで目的達成に近づいていきます。

3.リソースの確認

リソースとは資源のことです。
目的達成のために、自分に備わっている条件、体力、能力、資金などの資源、サポートを受けることができる人的資源などを明確にしておくことで、闇雲に行動するのではなく効率的に目的に向かって取り組むことができます。

メンタルコントロールのための4つの視点

セルフコーチングで重要な要素がメンタルコントロールです。
日々変化する自分の心のコントロールすることは、目的達成のための行動の質に影響します。

1.自己評価の軸を確立すること

人間には、所属の欲求や承認欲求というものがあるので、どうしても自分がどうみられているかがきになり、周囲の視線や評価が気になってしまいます。
しかし、自己評価の手掛かりが他人からどう見られているか、どう思われているかということに偏ってしまうと自分の行動に自信が持てなくなってしまいます。

自分の行動は、どんな効力があり、どんな成果を生み出しているかという視点を持っていると自分の行動を自分自身が認めることができるようになります。

2.行動するための動機を確認すること

自分が行動を起こす理由となる動機には、外的動機と内的動機があります。
この2つのバランスをとることもセルフコーチングでは重要になります。

動機は、行動をするための心理的なエネルギーです。
動機があるから行動を起こし、継続することができるのです。

他者からの賞賛、進路、賞金などが行動をする理由になる場合は、それらは外的動機ということになります。
それに対して、競技自体を楽しいと思えること、競技を通じて成長できることなどは内的動機と言います。

目的達成を目指すということは、その過程の中で直面することとどう向き合うかということが問われるようになります。
順調に進まないこともたくさんあるので、外的動機だけが行動のエネルギーだった場合は行動の質と量を維持することが難しくなります。
内的動機があれば、結果や評価を得ることだけでなく、行動すること自体を報酬と感じることができるので、行動の質と量が維持されやすくなります。

3.情報を整理してから受け入れる力

目的を達成するために努力をしている人には、周囲の人から情報が入ってきます。
その情報には、指導内容やアドバイスを含みます。

どんな情報も受けいれようとすると自分の行動に一貫性が無くなり、それが練習に表れると能力の向上の妨げになることがあります。
情報を得た時は、その情報の根拠が何なのか、自分の成長のために必要なのか検討する癖を身につけておくと情報に振り回されにくくなります。

4.自分の本音を確認すること

『自分の本音はどうなのか』と自分に問い掛ける癖も大切です。自分の行動を決断する理由が、周囲からの期待や他人から提供さえる外的動機に偏っている
人もいます。
それらが自分の本音とかけ離れているとモヤモヤした気分、納得のいかない気持ちを抱えて行動することになります。

周囲から期待されたり、いろんな提案をされても、『自分の本音はどうなのか』と考える癖を身につけておくことで、自分の納得できる行動を選択できるようになります。

まとめ

セルフコーチングができている人は、今回説明した視点を持って競技に取り組んでいます。
そのため良い時も悪い時も淡々と行動を続け、成長し続けます。
反対にセルフコーチングができていない人は、自分の目的が曖昧で、周囲からの評価や指摘に振り回されてしまっている傾向があります。

私は、小学生からトップ選手まで幅広いアスリートのコーチングをしていますが、セルフコーチングができている選手はしっかりと目的達成に向かって進み、その中で成長していると感じます。
最初は、セルフコーチングができなかった選手でも、コーチングを受けることでビジョンが明確になったり、自分に対する問い掛けの質が変化することでセルフコーチングができるようになりアスリートとして成長していきます。

ここに書かれている内容を意識して、自分の取り組みを見直すことがセルフコーチングの始まりとなるので、この記事の内容を手掛かりにビジョンと現状の確認を行ってみて下さい。
そして、メンタルコントロールのための4つの視点取り入れた思考パターンを身につけて頂きたいと思います。


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