緊張している時に体の中で起きていること

前回の記事では緊張とは闘争反応だと説明しましたが、この反応によって自律神経の働きに変化が起ります。
試合の時に緊張していると感じるのは、自律神経が平常時とは違う働きになっています。

緊張の正体

自律神経とは何か

自律神経とは、『意識しなくても生きるために体を動かしてくれている神経』です。
例えば、お腹が空いたら空腹感を伝えたり、熱ければ汗を出して温度調整をしたり、意識をしなくても呼吸をしていたりするのは、自律神経の働きによるものです。

この自律神経には、交感神経と副交感神経というものがあります。
交感神経は、緊張している時に働きが活発になり、副交感神経はリラックスしている時に活発に働いています。

緊張して力が発揮できない理由

スポーツで試合をすることを意識すると、試合という刺激が脳に伝わり、交感神経の働きが活発になることで、内臓などの血管が収縮して脳と筋肉に血液が多く流れたり、呼吸が激しくなったり、少し汗ばんだりと身体が戦うために準備をはじめるのです。

また、試合が終わってホッとする時は副交感神経の働きが自然と活発になり、心身ともに休息に向かいます。

このように2種類の自律神経にそれぞれの役割があるのですが、スポーツで緊張して力が発揮できないという時は、交感神経の働きが強くなり過ぎています。

試合をするからといって交感神経ばかりが働いてしまうと、体に過剰な反応が出てしまいます。
その過剰な反応とは、筋肉の強張り、呼吸の乱れなどですが、この影響によってパフォーマンスが低下するのです。

試合で力を発揮するために

試合をするという環境は、どうしても脳に一定のストレスが掛かります。
そして、ストレスを受けると自律神経が反応して緊張しはじめます。
緊張すること自体は防ぐことができないので、緊張状態をコントロールすることでパフォーマンスを発揮できる準備をすることが大切です。

メンタルトレーニングは、緊張をコントロールしてパフォーマンスを発揮するための方法です。
緊張して力が発揮できないという人は、緊張とは何かということや緊張しても力を発揮するための方法を学んで下さい。

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