コーチングとモチベーション

競技生活を続けていく上でモチベーションの維持も重要なテーマの一つです。

競技生活が長くなるほど、モチベーションが上がる出来事もあれば、モチベーションが低下する出来事もあります。
モチベーションが低下する出来事があった時にトレーニングの質が低下すると成長のスピードにも影響がでたり、場合によってはケガをしやすい精神状態になってしまいます。

モチベーションが低下すること自体は仕方のないことですが、その時間をできるだけ短くすること、その時に投げやりになってしまわないために利用する手段としてコーチングがあります。

モチベーションが低下していると、パフォーマンスも低下するので、その時に調子を大きく崩して長いスランプに陥ったり、ケガをする恐れが出てきます。
また、投げやりな態度、姿勢になってしまうと生活習慣が乱れたり、指導者やチームメイトからの信頼を失うことになってしまいます。

コーチングでは、モチベーションが低下している期間が短くなること、その時に思考が投げやりにならないことを目的にサポートをしていきます。

コーチングでA10神経系を刺激する

具体的にどのようなことをするかというと、一つはモチベーションが低下する前や下がっていたモチベーションが少し回復したタイミングで、モチベーションが上がるようなビジョンについての話をします。

人間の脳には、A10神経系という報酬を予測することでドーパミンというやる気のもととなっている神経伝達物質の働きが活性化する神経系があります。

コーチングでは、ビジョンを明確にしてトレーニングを継続することで得られる成長や結果に対するイメージを明確にして、アスリートとしての成長や求めている結果という報酬を強く意識できるような話をしていきます。

それは、コーチングという対話によってA10神経系を刺激してモチベーションを上げるということになります。

アスリートには、コーチングを受けると何をすべきか明確になると同時にやる気がでるという体験を重ねていただき、自分の思考力だけでも明確なビジョンを描いてモチベーションを高めることができるようになって頂くことを目指しています。

モチベーションを引き出すためのサポート

人間は誰もが思考の癖を持っていて、最初は上手くビジョンを描くことができなかったり、努力の先の報酬よりも努力しても結果が出なかったらどうしようということを考えがちな人もいます。
また、ストレスが溜まっている時ほど現実的で努力の先にある報酬をイメージするのではなく、現実逃避の先にある報酬をイメージして、トレーニングに身が入らなくなったり、競技から離れてしまうこともあります。

コーチングでは、アスリートの思考の癖を把握しながらも、アスリート自身がビジョンを描き、報酬を具体的にイメージできるように促していきます。
また、ストレスのケアも試みつつ、努力の先にある報酬を求めることを癖づけるように話を聴いたり、アドバイスを行います。

モチベーションは、偶然気分を上がるということでなく、脳の仕組みを理解して適切な刺激を与えることであげることができるもので、プロのメンタルトレーナーは、脳の仕組みを意識した上でアスリートのモチベーションアップを促すことができるコーチングのスキルを持っているのです。

 

コーチングと習慣確立

アスリートのモチベーションを上げるためには、自分の取り組みが成果につながるビジョンを描くことが有効で、コーチングの中でも具体的なビジョンを描けるようにメンタルトレーナーが導きます。

しかし、競技生活の中では、良いビジョンを描くことができない心理状態になり、どうしてもモチベーションが低下してしまう時はあります。
そんな時に競技力を落とさない、コンデションを崩さないために身につけておきたいのがアスリートとしての自分を支える習慣です。

習慣が調子の安定を支えてくれる

習慣とは、始めは意識して行っていた行動でも、継続することによってその行動を日常の中で強く意識しなくても当たり前のように行うようになることを言います。

アスリートとしての成長過程の中で、自分の成長やコンデションの維持のために取り入れた行動を習慣化しておくことで、モチベーションが低下している時も生活が乱れにくくなります。
コーチングをしていると、30歳を超えても能力やコンデションを維持しているアスリートほど良い習慣が確立されていて、若いアスリートほど習慣が不安定であると感じます。

私のところには下は、小学生から大学生、プロになったばかりのアスリートも相談に来られますが、若いアスリートに対してはコーチングを継続する中で習慣の確立を行っていただくことを念頭に置いてサポートをしています。

年齢が若いアスリートは、才能はあってもモチベーションが不安定になりやすく、習慣も身に付いていない状態ですので、競技に取り組むモチベーションを上げてから、その流れで習慣を確立するために取り組んで頂くように促しているのです。

悪い習慣を身につけないために

アスリートとして良い習慣を身につけることは、同時に悪い習慣を身につけないための取り組みです。
良い習慣を身につけるのに時間が掛かったとしても、悪い習慣が身に付くことを防止するということが重要なんです。

それは、欲求を簡単に満たせる行為ほど習慣化しやすいからであり、その行為はアスリートしての生活はもちろん、長期的な目的達成の計画を阻害するからです。

例えば、ファーストフードやスナック菓子などをよく食べる、ゲームや長電話をして夜更かしをするという習慣が身に付いてしまうとコンディションが安定しません。
また、アスリートの中には、ギャンブルをしたり、お酒を飲みすぎるという習慣が身に付いてしまい選手生命を絶たれる選手もいます。

上記のような習慣を身につけないために、身につけている選手は習慣の改善をするためにも良い習慣を身につけるための取り組みが必要なのです。

将来を見越して今からアスリートとしての必要な習慣を確立していきたいという方、選手生命を伸ばすためにも良い習慣を身につけたいという方は、コーチングによってサポートをさせていただきますのでご相談下さい。

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