ストレスが悪化する前に対処するための知識

今回は心の状態が不安定なままでいることのリスクについて説明したいと思います。

人間の心は、ストレスに負けてしまうと大きく分けで3タイプの異常の中で、1つ、もしくは複数の異常が出ます。
アスリートは心も鍛えているから大丈夫だと思っている人がいるかもしれませんが、競技生活は自分のレベルが高くなるからこそ生じるストレスもあります。

ストレスによって生じる3つの異常

その3つの異常とは下記のとおりです。

【心の異常】

うつ症状、パニック発作、イライラ、集中力、注意力、共感力の低下、新しいことへの興味や挑戦心の減少。

【身体の異常】

動悸やめまい、倦怠感や疲労感の増加、ケガの発生率が高まる、不眠、食欲不振など。

【行動の異常】

笑顔がなくなる、ルーズになる、ギャンブルやお酒、性的なものなどへの依存が強くなる、言動が乱暴になる、ミスが増える、周囲の目を気にし始める。

ストレス対策を習慣化せよ!

上記のような異常は、競技生活に影響を与えるだけでなく、通常の生活を損ない、競技を続けることが出来なくなるばかりか、引退後の生活も健康、金銭、環境などのさまざまな面で不安定な生活を送ることにもなってしまいます。

競技生活は、競技レベルが高くなったり、多くの注目を集めるようになるほど、アスリートが受けるストレスも大きくなるため、競技力を向上を目指す中で心の健康を保ち続けるということも実践していく必要があります。
何の取り組みもなしに心の健康を維持することは難しいので、心を休める、リラックスさせる習慣、心を整理する習慣などを取り入れることをお勧めします。

コーチングは、心を健康に保つという目的で利用することもできるので、長い競技生活を望むほど良いメンタルトレーナーのサポートを受けることが出来る状態を作っておくといいかと思います。

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