スポーツは、教育的要素があるため親が子供にスポーツをさせたいと思ったり、クリーンなイメージがあるからこそ、CMにアスリートが起用されることがあったりしますが、スポーツで一定の成功をおさめることには、一種の魔力のようなものがあります。
その魔力は、トップアスリートが囚われることもあれば、さまざまなカテゴリーの指導者が囚われることもあります。

選手であれ、指導者であれスポーツで成功を収めることには、魅力を感じる要素がたくさんあります。
達成感を得たり、自尊心が高まり、満たされた気持ちになる。
他にも、人の注目を浴び、称賛されるということ、活躍することで何らかの利益が得られる、その競技の世界で一定の地位が得られるなどです。

そのような要素が努力をするモチベーションになり、素晴らしいパフォーマンスを発揮することで多くの人に感動を与えるということも事実ですが、その要素に囚われてしまうことでさまざまな弊害が生まれるというのも事実です。

 

例えば、選手時代に得た賞賛や注目が忘れられず、引退後に人間関係や仕事選びの支障になる。
競技生活の生活水準を引退後も引きずってしまい生活費の管理ができない。
成績を上げるメリットを分かっているため、ドーピングなどの違反をしてでも成績を残したいという欲求に負けてしまう。

指導者であれば、指導者という地位に固執したい気持ちになり、その地位を守るため利己的、独善的になるということがあります。
それは、人を思うようにコントロールする快感や指導者として得られる利益に囚われてしまうからです。
これは少年指導から、大人の指導までカテゴリーを問わず共通する傾向です。

その結果として、選手に無理で無茶なプレーを指示したり、自分の意に沿わないと感じた選手を批判したり、活動を邪魔したりするということ、ドーピングを強要するようなことも起きてしまう可能性があります。

 

スポーツには、一種の魔力があり、その影響で上記のようなことが起きてしまうことも事実だからこそ、競技生活を通じた人格形成というものに意識を置く必要があるし、それは競技の発展にも、スポーツの社会貢献にも欠かせない要素だと思うのです。

スポーツに関する残念なニュースを見ていると、社会に適応しない個別の競技界だけでまかり通る考え方、習慣を見直さないと、その競技もスポーツ自体も社会から取り残されてしまう危険性が浮き彫りになっていると感じます。

 

今は、スポーツ界全体で意識改革が求められていて、それを敏感に感じ取り情報を発信している人たちもたくさんおられます。
悪いニュースばかりが注目されてしまいますが、それぞれの競技を盛り上げよう、スポーツの可能性を追求すること、スポーツを発展させることで、社会に貢献できる形にしていこうと尽力している人もたくさんおられるので、そういった側面にも注目が集まってほしいと感じています。

スポーツ界を見ていると、スポーツの魔力に囚われた問題とスポーツの社会的価値を高めたいという動きとの葛藤している状態に感じますが、社会的な価値を高めたいという力が大きくなるように、価値を高める活動をしている方を応援したいし、個人的にも尽力していきたいと思っています。

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オリンピック出場、世界大会出場、日本一、日本代表選出、インターハイや全国大会入賞などの成果を出している選手達も実践していることが書かれています。
実力を発揮するためのスポーツメンタル実践法
メンタルノート
競技生活はもちろん、引退後のキャリアにも必要となる心の力を身に着けることができるノート。
練習日誌として使うことで目的設定、習慣確立、自己洞察などの力が身につく仕組みになっています。

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