アスリートで、一流選手と言われている人たちは一般的なレベルの選手に比べ、脳内で良い動きのイメージの獲得しようとする働きが活発らしいのです。
良いイメージの獲得において、一流選手は体の動きやボールの動きなどの軌道をイメージすることができていて、頭の中で軌道を描くということが自然と出来ているそうです。
一流選手は、自分が良いと思った体の動き、目に焼き付けておきたいボールの動きなどがあれば、その動きを獲得するために脳のさまざまな部分を使って見ながらイメージを描くということを頭の中で行っているのに対して、一般的なレベルの選手は、見るということだけに脳を使っているそうです。
さらに、一流選手は、良いプレーを見た時は脳が活性化して、その動きのイメージを獲得しようとしますが、失敗したプレーを見た時には、驚くほど脳の働きは低下して、イメージを獲得しようとしないらしいのです。無意識に、失敗のイメージを脳に定着させないようにしているようです。
今日、偶然ネットに配信されている動画を見たのですが、元プロ野球選手の石井一久さんも軌道や残像が大切だと語っておられます。
テレビ番組では、あまり野球に関して深い発言をされていませんが、やはり一流選手なんだと頷ける貴重な発言をされていました。
実は、イップスになりやすい人は、軌道を描くという癖を持っていない場合が多いです。
そのため、イップスを改善したいという相談に来られた方には、必ず軌道を描くイメージ力を養うトレーニングをお伝えしています。
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