ビジョントレーニング

AXIAで提案しているビジョントレーニングの方法を説明します。
このトレーニングは、これまで多くのアスリートに提案して、試合結果が良くなっているアスリートの多くが継続してくれています。

説明

ビジョントレーニングは、簡単に言うと目の筋トレです。
しかし、その効果は脳にも表れるため、動体視力を向上させるトレーニングであると同時に、メンタルトレーニングでもあります。

物を見る時の目の使い方には、中心視と周辺視の2種類があります。
中心視は、物をよく見ようと凝視する目の使い方で、視覚から得られる情報量は周辺視よりも少ないと言われています。
また、目の焦点を目標物に合わそうとするために、目の周辺の筋肉は固まり、その時は脳の働きも一つのことに囚われやすくなってしまいます。

それに対して周辺視は、目を向けている焦点を中心にその周囲の物も見ようとする目の使い方で、視覚から得られる情報量も中心視を使っている時よりも圧倒的に多いと言われています。
周辺視を使っている時には、多くの情報を得ようとするため目の周りの筋肉も柔らかくなっていて、脳も目の前で起きる出来事に臨機応変に対応できる準備ができています。
トレーニングによって意識すると周辺視を上手く使えるようになるとともに、眼球の動きも早くなり動体視力が向上します。

方法

・トレーニングの方法は3パターンあります。
・パターン1、人差し指を立てて肩幅に開く。
・パターン2、人差し指を立てて、それを横にしておでこの少し斜め前と、首の前に持っていく。
・パターン3、人差し指を立てて、目の5センチほど前とその指の直線上に腕を伸ばして置く。
・いずれのパターンも、30秒間に2本の人差し指に視線だけを移すことを何往復できるかを測ります。
・目安としては、1日に3パターン×30秒×3回を行ってください。

ポイント

頭は動かさずに、できるだけ早く目を動かそうとする。
人間は、眼球が動いている時には思考をしっかりと働かせることが難しいと言われています。
そのため、思考によって心が囚われずに、目の前のことに対して反応しやすい精神状態を作る準備としてビジョントレーニンは有効です。
スポーツでは、目の前の情報を先入観を入れずに把握すること、目の前で動く相手やボールなどに瞬時に的確に反応することが大切であるため、動体視力と囚われない精神状態を養うトレーニングとして活用きます。

撮影協力 ビーチサッカー元日本代表 若林邦広氏

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