欲求と感情のコントロールについての記事に引き続き、今回は思考のコントロールについて説明します。
思考の働きもメンタルを弱らせる要因になることが多いので、適切なコントロールの方法を知っておいていただきたいと思います。

欲求と感情のコントロール

目的達成の習慣確立
戦うためのメンタリティの確立

思考のコントロール

メンタルを弱らせる要因の一つは思考です。
目的、目標設定、トレーニング計画立案、試合の振り返りなどは思考によって行われるものなので、アスリートとして自分を成長させるためにも、何をどう考えながら取り組むかということが大切です。
考えるということは、アスリートとしての自分を成長させる上で必要な取り組みです。

しかし、試合の中では、思考の働きが優位になりすぎているとパフォーマンスが低下してしまうことがあります。
ここでいう試合は、実際の試合だけでなく、練習試合やチーム内での試合も含みます。

思考がパフォーマンスを低下させる

試合というのは、目の前で移り変わる状況に瞬時に反応したり、自分の体の動きや力加減を微調整しながら、その競技においての目的を達成する必要があります。
その手掛かりとなるのが感覚なのですが、思考が働きすぎていると感覚を鈍らせてしまうことがあります。

例えば、『負けたらどうしよう』、『本当にこの判断でいいのか』、『早く試合終了になってほしい』、『自分は勝てるのだろうか』、など、思考が働いているけど、思考が定まらずに自分を疑ったり、相手を恐れたり、迷ったりしていると、目の前の状況を五感が捉えても脳に正確な情報が伝わらずにミスをしてしまうことがあります。

また、自分のフォームや周囲の指導者の評価ばかり気にしてあれこれと考えている時も目の前にある現実に意識が向かない、自分が何をするか決断できないという状態になり、パフォーマンスが低下してしまいます。

思考パターンの理解と対策

私たちは、何も意識しない、何も考えないということはできないため、思考のコントロールをしなければ、自然とパフォーマンスを低下させる思考パターンを働かせてしまうことがあるのです。

ネガティブなことを考えやすい人も、調子が上がらず自信が低下している人も、試合に勝つという前向きで決断力のある思考ではなく、最悪の状態は避けたいという消極的な思考になりやすいので、自分の思考パターンに気づいて対策を立てることが必要です。
思考をコントロールすることは、メンタルが不安定になってパフォーマンスが発揮できないことを防ぎます。

アスリートのコーチングでは、結果を出せていない時の思考パターン、結果を出せている時の思考パターンに気づき、パフォーマンスを発揮するための思考のコントロール方法を身に着けられるようにサポートしていきます。

 

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